異国の街をあなた目線で歩く。世界各国の美しい街並みを散歩感覚で紹介する番組「世界ふれあい街歩き」。知らない街が、きっと好きな街に変わる。現地の人々とのふれあいや小さな路地裏へ寄り道するなど、街歩きの醍醐味もそのままに、知らない街を身近に感じる旅行体感!【収録内容】<<DISC.1 アルプスが見える街>>■スイス ルガーノ  〜新しい時代を先取りする街〜ルガーノは、湖(ルガーノ湖)に面して広がっています。朝、湖畔の道から中心街に入ると、スイスの国旗とイタリアの国旗が仲良く並んでいました。イタリアと国境を接し、イタリア語が話されるルガーノは、まさに“スイスの中のイタリア”といった感じ。バスターミナルの近くでは、屋上から一本だけ木が生えた、不思議なビルを発見。ルガーノを拠点に活躍する世界的建築家「ボッタの作品」だとか。アルプスの南に降り注ぐ明るい太陽をいっぱいに浴びて、気さくな人たちとのおしゃべりを楽しむ街歩きです。(語り 中嶋朋子)■オーストリア インスブルック  〜「上を向いて歩こう」〜アルプス最大の古都インスブルック。ハプスブルク帝国の時代の面影を残す街から、目を上に移すと、すぐ後ろにアルプスの山々がそびえています。街の南のはずれから旧市街へ、街の北に連なる山の方向に歩き始めました。山につられて目線を上に向けて歩くと・・・そこにはいろいろな発見があります。鐘が鳴り響く教会、ゴシック調の建物でロッククライミングをするマネキン、殴られた顔のレリーフ・・・。背筋を伸ばして上を向いて、さっそうと歩く・・・・インスブルックの街です。(語り 中嶋朋子)<<DISC.2 スペイン>>■コルドバ—汗をかきかき  〜「アンダルシアのフライパン」を歩く〜古い城壁が残された街・コルドバ。その旧市街に当たる地域をぶらぶら歩きました。アンダルシアの乾いた空、まぶしく照り返す白い壁。かわいらしい植木鉢で飾られたパティオ(中庭)や、イスラム教徒によって建てられたモスク「メスキータ」。イスラム文化とキリスト教文化が融合したコルドバの街には、独特の文化が息づいていました。また、「アンダルシアのフライパン」と呼ばれるほど暑さの厳しいところで、至る所に噴水や水が出っぱなしの水飲み場に癒されながらの街歩きです。(語り 小倉久寛)■バレンシア  〜水と光の街 バレンシア〜豊かな水と、眩しい陽の光、「水と光の街」と呼ばれるバレンシア。歴史的にも古く、紀元前にローマ人により建設されました。その後、イスラム教徒に支配された8世紀ころにに城壁が作られ、城壁に囲まれた部分が、バレンシアの旧市街です。世界遺産であるラ・ロンハという美しい建物、珍しい水裁判など、様々なバレンシアの伝統と出会います。中世にタイムスリップしたような旧市街をゆっくり歩きながら、バレンシア特有の文化を大切にしている人々とふれあう街歩きです。(語り 桂 文珍)<<DISC.3 アメリカ合衆国>>■ボストン  〜アメリカ建国の歴史の街へ〜アメリカ独立戦争の舞台となったボストンは、ヨーロッパを彷彿とさせるレンガ造りの落ち着いた屋並みと、現在のビルが共存する美しい街。フェリーや水上タクシーが、庶民の足として活躍している水辺の多い街でもあります。またボストンは、街の中央にある公園「ボストン・コモン」を通って、各エリアに歩いて行けるのも魅力です。広々とした美しい公園を横切ってあちこちをめぐり、水や緑に囲まれてゆったりと暮らす人々と出会うボストンの街歩きです。(語り 矢崎 滋)■ニューヨーク ハーレム  〜ブラックカルチャーの発信地へ〜マンハッタン、セントラルパークの北に広がるエリアがハーレムです。ジャズやソウル、ヒップポップ等、多様な文化を生み出して来ました。メインストリート125丁目に入り、路上のあちこちで音楽やダンス、井戸端会議を楽しむ人達とふれ合いながらの街歩き。その東は、中南米からの移民が暮らす街。ラテン音楽があふれ、スペイン語を話す人たちが行きかいます。そして西部は、高級住宅街。最近引っ越してくる白人が増え、中心部とは違う雰囲気。さまざまな顔を持つ街角をめぐります。(語り 工藤夕貴)*収録時間264分/画面サイズ16:9/音声:日本語 DOLBY DIGITAL 2chステレオ/カラー/日本語字幕©2013 NHK