チョン・キョンファ／シベリウス&ブルッフ：ヴァイオリン協奏曲

①シベリウス:ヴァイオリン協奏曲

②ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番



チョン・キョンファ(ヴァイオリン)

指揮:アンドレ・ブレヴィン

ロンドン交響楽団 ①

指揮:ルドルフ・ケンペ

ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 ②

録音:1970年、1972年



チョン・キョンファ22歳、24歳の演奏です。シベリウス、ブルッフともに過去の名盤選定で何度も第1位になった定評のある名演です。ヴァイオリン協奏曲が好きな方には必聴盤です。



音楽評論家:宇野功芳氏

「シベリウスの第1楽章の凛冽なリリシズムが絶品だ。北欧フィンランドの清涼な空気とひんやりした寂寥感を秘めて、なんとも言えない雰囲気を、かもし出す。これを聴けば誰しもシベリウスが大好きになってしまうだろう。」



キョンファのヴァイオリンは、透明感のある張りと幽玄な細やかさを併せ持っています。シベリウスのそれは、出だしの清らかな、それでいてもの悲しいような旋律に引き込まれ、どの楽章も素敵で、あきることなく何回も何回も聴いてしまいます。買ってよかった～！と心から思えるCDの一つになると思います。ブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番もとにかく素晴らしい。高い集中力と情熱に加え、初々しい美しさまでも表現されており技術も文句なし。ケンペ＝ロイヤル・フィルも骨太で美しくサポートしている。クラシック・ファンやヴァイオリンを習っている人なら一度は聴いておくべきでしょう。



ブルッフのヴァイオリン協奏曲は、ドラマティックな第1楽章と非常に美しい音色の第2楽章が特に重要。テンポの緩急はもちろんありますが、鋭さや研ぎ澄まされた演奏よりも穏やかで幻想的でありながら濃厚な雰囲気を存分に味わえる名演。クラシック初心者の方にも、是非オススメしたいヴァイオリン協奏曲の名曲名盤です。



国内盤、帯無し、盤面傷無し

プラケース少しすれあり　



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