良い本に出会い、新たな知識を得られた時って嬉しいですよね。
読書百遍義自ら見る!
「三陸海岸大津波」吉村昭になります。
私の好きな作家吉村昭さんの本です。みんなに読んでもらいたい本です。
作家と言うより現地調査などをしっかり実施した後に書籍を著しているので、
研究者と言っても過言ではない内容かもしれません。
現地の声をしっかり受け止めて書かれています。
歴史的な事実として受け止めてください。
●学術書としての1冊と位置づけて熟読すべき良書ではないでしょうか。。。
まえがき:
一人の老人の「のっと波がつきだした話」を聞き、本書を書こうとする。
「私はむろん津波の研究家ではなく、単なる一旅行者にすぎない。
専門的な知識に乏しいが、門外漢なりに津波のすさまじさにふれることができたと思っている」
あとがき:
「今も三陸海岸を旅すると所々に見える防潮堤とともに、多くの死者の声がきこえるような気がする。
平成16年新春」
人の声を聞き、取材をしながら事実を淡々と描いている中に、温かさを感じる作品になっています。
このような作家は現在はいないと私は思うのですが、、、
明治二十九年、昭和八年、昭和三十五年チリ地震。
人々に悲劇をもたらす大津波はどのようにやってくるのか。
●前兆、被害、救援の様子を体験者の貴重な証言をもとに再現した震撼の書。
2011年3月11日に発生した、東日本大地震と、ここに描かれている
明治29年、昭和8年、に三陸海岸を襲った津波の様と被害の様子が、
今回の被害とあまりにも酷似しており、驚きを禁じ得なかったです。
●歴史が繰り返される、、、
●少し違うのは原発の存在なのでしょうか。。。
県庁および県知事・警察・陸海軍・天皇・国会・民間等々の動きがサラリと描かれていますが、
その素早さに驚きました。
文春文庫
著者:吉村昭
p。190ページ
定価:483円
2011年4月20日第9刷
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それではよろしくお願いします。
商品名稱 : | ★三陸海岸大津波 (文春文庫) ★吉村昭★震災、地震、津波★東日本大震災の前の記録です。私の大好きな作家です。熊嵐や零戦、破獄等★ |
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