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宮内庁御用達であり、万博博覧会でも数々の受賞歴を誇る陶工、瀬戸と京都で活躍した幹山伝七による飾り皿です。
本作は明治時代の東海道、富士川付近の風景を描いています。
威厳ある富士山が描かれ、荷物を担いだ旅人たちが東海道を行き交う様子が表現されています。
青い空と白い雲の対比が美しく、松の木々が画面の左右を縁取ることで、深みのある構図が生まれています。
また、歌川広重を彷彿とさせる、遠近法を駆使して描かれた人々や木々の表現も、様々な高度な技法によって際立っています。
名工幹山伝七ならではの絵付けのレベルの高さをお楽しみいただける一品です。
表側には金彩で「東海道富士川之風景」と記されており、裏側には「乾山欽製」と銘がございます。
明治天皇の御用品には「乾山欽製」と記載されていたことが知られています。
現在まで無傷で残っており、長年大切に受け継がれてきたことが伺えます。
今作は、高い技術力と作者の研ぎ澄まされた感性が感じられる貴重な御品です。
明治時代の幹山伝七の本人作であること本物保証いたします。
(時代)
明治時代
(状態)
総じて良好です。 古いものゆえ時代変化はご了承ください。
(寸法)
最大23.5cm×23.5cm
総重量564g
写真に載っている皿立ては付属されませんのでご了承ください。
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