東独エテルナ 初稿版併録3LP! ズスケ ポマー ブランデンブルク協奏曲 途中でやめられない魅力の塊 DIGITAL+DMMの究極高音
東独ETERNA 725017-019 DIGITAL RECORDING DMM Mastering STEREO 3LP。
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲全曲(初稿版併録)
LP1
第1番:Concert BWV1046a(初稿版)
第2番:Concert BWV1047a(初稿版)
Sinfonia BWV174/1
第5番:Concert 1050a(初稿版)
LP2
第1番:Concert BWV1046
第2番:Concert BWV1047
第3番:Concert BWV1048
LP3
第4番:Concert BWV1049
第5番:Concert BWV1050
第6番:Concert BWV1051
カール・ズスケ(ヴァイオリン)他
マックス・ポマー指揮ライプツィヒ新バッハ・コレギウム管弦楽団。
(録音:1984年、ライプツィヒ、パウル・ゲルハルト教会)
カール・ズスケが加わったブランデンブルク協奏曲はいくつかありますがそれらの中で最も新しい録音で、これは究極のアルバムです。1984年にデジタルで録音されました。
ETERNAの伝統として何か新しい録音を行う時には何らかの特別な発見要素を加えて新録音に新しい価値と存在意義を持たせることが多くありました。このためETERNAの制作陣には音楽考証係が存在しており、厳格な音楽的検討がなされていました。
ここに出品するこのアルバムはまさにそのような音楽研究の産物で、通常のブランデンブルク協奏曲6曲に加えて、第1番、第2番、第5番の初稿による演奏が併録されており、他のブランデンブルク協奏曲全曲アルバムと一線を画する画期的な製品となっています。
このためなんと8曲のブランデンブルク協奏曲と1曲のシンフォニアが収められており、通常のブランデンブルク協奏曲全曲の1.5倍の音楽が楽しめる内容になっています。
もちろん音に無理がないよう、LP3枚6面にわたって贅沢にカッティングされています。
ポマー指揮ライプツィヒ新バッハ・コレギウム管弦楽団は、何の曲であっても新鮮味溢れる解釈ときびきびした演奏で、聴き手にそれまで味わったことがないような新鮮な音楽の喜びを与えます。このレコードもまさにその通りで、一度聴きだすと全曲聴き終わるまでもう止まりません。聴く者を虜にして離さない大変な吸引力を持った演奏です。
演奏は、「音楽の歓び」という言葉以外のいかなる表現も見つからないほど、演奏家が心から楽しみながら演奏している音楽がスピーカから飛び出してきます。そして演奏がうますぎます。いまさらながらに旧東独の音楽レベルの高さに驚かされます。
どの曲もすばらしい出来ですが、圧巻は第4番。私は、これが同曲中で最高の演奏のひとつだと思っています。このレコードを初めて聴く時には必ずこのバンドから針を下ろしてください。
ヴァイオリンを担当するカール・ズスケをはじめ、トランペットのルーヴィヒ・ギュットラー、フルートのエッカルト・ハウプト、オーボエのブルクハルト・グレッツナーという東独きっての名手によるソリストを集めたベストメンバーで臨んだアルバムです。
さらにこのLPのすごいところは、録音はデジタル、ミキサーはクラウス・シュトリューベンとならぶエテルナの巨匠エンジニア、エバーハルト・リヒター、カッティング、製盤は「アナログ・ディスク最後の究極兵器」といわれたDMM(ダイレクト・メタル・マスタリング)という最高峰の音で作られていることです。
DMM(ダイレクト・メタル・マスタリング)はテルデックによって開発された技術で、従来のラッカー盤を使用せず直接銅製マザーにカッティングすることによりラッカー盤とメタル・マスターという二つの中間原盤を省略し、それによる音質への影響を排除した「アナログディスク最後の究極兵器」とまでいわれる技術です。
このDMMによって製造された盤は驚異的なまでに静かな高SN比と、歪の全くない音質、どこまでも伸びきった驚異の周波数特性を実現したLPの最終到達技術です。
マスターテープの音が100%盤面に刻み込まれたそのシャープな音の立ち上がと原盤製作工程における雑音要素を根本的に取り除いた再生音の静けさは従来技術では絶対になしえなかったすごさです。超高音まで伸びきった特性を持ちながらもその音色はビロードのようにまろやかで、その美しさとそれがもたらす音楽性はそれまでのLPもCDも絶対にかなわないレコード史上最高の究極音です。(DMM盤では盤雑音自体がすでに別の次元にまで低減されており、たとえ無音の部分でもDMM製盤されたビニールだけが持つまろやかな独特の音を感じることが出来ます。)
さらにDMM盤ではリードインが従来のレコードとは比べものにならないほど広くとられ、成形の不安定な外周を避けて盤表面の平面度が安定したところから音が始まるようにカッティングしてあります。この盤でもリードインは8mm近くとってあり、最初の音の出だしから安定した音質が得られるようになっています。
多くのオーディオ愛好家はレコードを探す時に、もしDMMプロセスで作られた盤があるなら一目散にDMM盤に飛びつきます。それほどその音は高音質で、アナログ盤ならではの音の柔らかさと輝きを持ちつつ、CDかと思うほどのSNを実現しており、ある意味で最強の音源ということができます。
超高音質ながらビロードのように柔らかいその音は死にそうなほど良い音です。驚異的に静かなその盤から超高音質の音がリスニング・ルームに飛び散ります。
これほどよい音のLPがあってよいのかと思うほどです。
本品は新品同様の極美品です。
ボックスは内側にごく小さなシミが少し見られるだけで、解説書と共に極美品です。
これは確実にレコード史上で最も良い音のするブランデンブルク協奏曲のひとつです。
アナログ最末期にエテルナが到達した究極の音をご体験ください。100%の満足をお約束します。私の超お薦め品です。
重量:719g (これに梱包材重量を足した総重量が送料の対象となります。)
安心してお求めいただける良質の品物の提供を第一に考えて出品しております。
音楽鑑賞に差し支えるような瑕疵のあるレコードは最初から出品しないようにしておりますが、レア盤などで瑕疵の存在にもかかわらず出品意義があるような場合には、その状態を明記して出品しています。
当方で出品するレコードはほとんどすべてが空気の乾燥したドイツで使用、保存されてきた品ですので、特別な表記がない限りジャケットにありがちなカビ、シミ、カビ臭などは一切ありません。
ノイズや盤の状態に関しては、検聴を行った盤に関してのみ気が付いた点を書くようにしていますが、それらは再生装置によって出方が違い、その感じ方は主観的なものですので聴き手によって違います。またすべてのノイズを聴き取ることも書くこともできず、聴き逃しもあるかもしれません。コンディションの説明はあくまで大体の目安とお考えください。(レコード特有の散発ノイズや盤質雑音などに関しては特に書きません。)
いかにきれいな品であっても中古LPは中古LPで、50-60年前の古い品も多くあります。
(なお、古いレコードはたとえ新品でも長い年月の間に材料内成分の析出などにより小さなピチプチ雑音が出ることがあります。レイカの「バランス・ウォッシャー」やディスク・ユニオンの「レコクリン」などでクリーニングすればこれらが取り除かれてより美しい音を楽しむことが出来ますのでお聴きになる前のクリーニングをおすすめします。また、当方ではモノ・レコードはモノ専用カートリッジで聴いております。モノLPをステレオ・カートリッジで聴きますとモノ信号の再生に必要な水平方向の動き以外に垂直方向の動きも拾ってしまいますのでモノ・レコード本来の音が再生できないだけでなく、不要なノイズや雑音を拾うことにもなりますので、モノ・レコードはモノ専用カートリッジで再生されますことをお勧めします。)
未開封新品においては中身のチェックができない未開封品であるがゆえのリスク(製造上の瑕疵、ソリ、カビ、ボックスセット内のクッション用スポンジの経年分解による粉汚れなど)もあることをご承知おきください。(交換や返品はできません。)
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LPの場合、ほとんどが80サイズでの発送となりますが、複数枚の品物をご落札頂いた場合でもある程度の厚さまで同一料金で送れます。(それ以上になりますとその厚さによってサイズが変わり、料金が上がってゆきます。)複数落札の場合は必ずオークション終了後すべてのアイテムを「まとめて取引」にして取引を始めてください。そうでないとヤフオクのシステム上各商品に別々に送料がかかってしまいます。なお、後からの落札品で「まとめて取引」にできなかったアイテムを後から同梱にすることはシステム上できなくなりましたので、その場合は各取引ごとに送料をお支払いください。