究極HiFi 日PHILIPS アッカルド ロッシーニ 弦楽ソナタ集2LP 直輸入メタル原盤+日本プレス=世界最高峰音質DISC これは本国盤を超える?
日PHILIPS 25PC-70-71 Stereo 2LP。
ロッシーニ:弦楽のためのソナタ集(全6曲)
1. ソナタ 第1番 ト長調
2. ソナタ 第2番 イ長調、
3. ソナタ 第3番 ハ長調
4. ソナタ 第4番 変ロ長調
5. ソナタ 第5番 変ホ長調
6. ソナタ 第6番 ニ長調、
7.ロッシーニ:二重奏曲 ニ長調(チェロとコントラバスのための)、
8.ロッシーニ:パガニーニによせてひと言(ヴァイオリンとピアノのための)、
9.ロッシーニ:涙(コントラバスとピアノのための)
サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)(1-6,8)
シルビー・ガゾー(ヴァイオリン)(1-6)
アラン・ムニエ(チェロ)(1-7)
フランコ・ペトラッキ(コントラバス)(1-7,9)
ブルーノ・カニーノ(ピアノ)(8,9)
(録音、1978年10月、スイス、ラ・ショードフォン)
レコード・ファンならこのジャケットを見ただけで体に電流が走るあの伝説盤です。
12歳のロッシーニがその若さならではの自由と喜びの中で書き上げた全6曲の弦楽のためのソナタで、全編最初から最後まで明るさと生命に満ちた至高の曲が展開します。
この曲は室内アンサンブルでの演奏が常になっていますが、原曲はヴァオリン2本、チェロ一本、それにコントラバスを加えた弦楽四重奏として書かれています。
それまでは室内アンサンブル編成による録音のレコードしかなかった時代にアッカルドが原曲通りの編成で録音し、そのあまりの美しさで世界を驚かせたアルバムです。
このレコードは世界中どこに行っても手に入らない伝説の超入手難レコードとして有名です。その理由の一つが信じられないほど美しいその録音なのです。室内楽などの小編成の録音において世界最高の録音ホールであるスイス、ラ・ショードフォン音楽堂の豊かな響きの中で明るさ漲る弦楽ソナタが朗々と鳴り響きます。この音の美しさは言葉でうまく言い表せません。
ここに出品するのはこのレコードの日本発売時(1980年)の最初版レコードの見本盤という第1プレス品です。
このレコードはオランダPHILIPSから直輸入されたメタル原盤を用いて日本でプレスされた日本盤です。そしてこれがすごい品なのです。
ところでこのレコードの優秀さを示す前に、HiFiアナログディスク愛好家がこぞってオリジナル盤を求めるのはなぜかについて書いておきましょう。
ク愛好家がオリジナル盤を求めるのはもちろん音が良いからですが、なぜ音が良いのでしょうか。
それにはいろいろな要素が介在しますが、何と言ってもまずはマスターテープです。
録音を行ったオリジナル会社は真のマスターテーテープを所有しており、そこではプレスのための原盤はそのオリジナル・マスターからカッティングして作られます。一方、そのレーベルをライセンスして発売される世界各国の現地製造レコードはその原盤を所有する親会社から貸与されるコピーマスターを使用してカッティングを行います。
レコード会社で使用されるテープ再生機は当然ながら大変高価で素晴らしい特性を持つプロ用機ですが、アナログテープの場合、一度コピーされたテープは高域周波数の損失、高調波歪、混変調歪、ワウフラッターなどの影響でわずかながら音が劣化します。ちょっと聴きには同じように聴こえてもオリジナル盤が持つあのはじけるような新鮮さと飛び散るような音の広がり感は多かれ少なかれ失われてしまいます。
このため同じレーベルの同じアルバムであっても製造された国によって音は違うと同時にオリジナルマスターからカッティングされた本国盤が音がよいというのはほぼ絶対的な事実です。
そのような中、日本PHILIPSは早い時期からそのことを重視し、多くの製品において日本でカッティングをするのではなく蘭PHILIPSからオリジナル・メタル原盤そのものを取り寄せ、その原盤を用いて日本でプレスをしていました。
日本のプレス技術が優秀なことは周知の事実ですが、LPの後期になると日本の製盤技術は確実に世界最高になっていました。
すなわち音の良いオリジナル原盤を用いて日本でプレスされたLP後期のレコードは、原盤の良さとプレスの良さという良いとこ取りの最高のレコードと言うことになります。
(最後の写真はこのレコードのマトリックスで、蘭オリジナル原盤のものです。)
このレコード場合、オランダ直輸入のメタル原盤を使って当時世界最高のプレス品質を誇った日本のビクター横浜工場でプレスされました。オリジナルスタンパで成形された音溝に入っている音は100%オランダ製オリジナル品と同じです。そして日本ビクターが誇る世界最高の材料と技術で成形されたレコードは「これがレコードか?」というほど優秀なSNを持ち、究極まで歪が少ない世界最高峰の音を産みだすのです。それがここに出品する品です。盤面に針を降ろした瞬間あまりの静かさに「これがレコードか?」という言葉が出ること請け合いです。
本品は43年前の発売当時から今日まで暗所で保管されてきた秘蔵盤です。
レコードは当時。チェックのちょい聴きのために一部針が通されただけです。このためレーベルには第1面と第2面に一本だけ薄いスピンドル跡があるだけで2枚目にはついていません。
触れるのも怖いような新品同様盤ですのでもちろん検聴などはせずそのままの状態でお届けします。(これは決してノイズ皆無ということを保証するものではありません。レコードですのでたとえ新品でも雑音はあり得ます。)
ジャケットは端の細い部分の色がすこし薄くなっている(これはこの色のインク墨水為液體,無法國際運送,請下標前注意。の欠点です)だけでぴきぴきコンディションの超美品です。見開き内部には43年間の保存の間に生じたシミが少し見られます。
なお本品は見本盤で、「見本盤」のシールが貼ってあります。
世界中でレコードコレクターが血眼になって探し求めているレコードですが、その中でも世界最高峰の品質のレコードは実は日本にあったのです。今時その新品同様品、しかも第1プレスの見本盤を見つけるのは至難中の至難の業です。究極のディスクで圧巻の美音をご体験ください。一回限りですのでどうぞお見逃しなく。
重量:498g(これに梱包材重量を足した総重量が送料の対象となります。)
安心してお求めいただける良質の品物の提供を第一に考えて出品しております。
音楽鑑賞に差し支えるような瑕疵のあるレコードは最初から出品しないようにしておりますが、レア盤などで瑕疵の存在にもかかわらず出品意義があるような場合には、その状態を明記して出品しています。
当方で出品するレコードはほとんどすべてが空気の乾燥したドイツで使用、保存されてきた品ですので、特別な表記がない限りジャケットにありがちなカビ、シミ、カビ臭などは一切ありません。
ノイズや盤の状態に関しては、検聴を行った盤に関してのみ気が付いた点を書くようにしていますが、それらは再生装置によって出方が違い、その感じ方は主観的なものですので聴き手によって違います。またすべてのノイズを聴き取ることも書くこともできず、聴き逃しもあるかもしれません。コンディションの説明はあくまで大体の目安とお考えください。(レコード特有の散発ノイズや盤質雑音などに関しては特に書きません。)
いかにきれいな品であっても中古LPは中古LPで、50-60年前の古い品も多くあります。
(なお、古いレコードはたとえ新品でも長い年月の間に材料内成分の析出などにより小さなピチプチ雑音が出ることがあります。レイカの「バランス・ウォッシャー」やディスク・ユニオンの「レコクリン」などでクリーニングすればこれらが取り除かれてより美しい音を楽しむことが出来ますのでお聴きになる前のクリーニングをおすすめします。また、当方ではモノ・レコードはモノ専用カートリッジで聴いております。モノLPをステレオ・カートリッジで聴きますとモノ信号の再生に必要な水平方向の動き以外に垂直方向の動きも拾ってしまいますのでモノ・レコード本来の音が再生できないだけでなく、不要なノイズや雑音を拾うことにもなりますので、モノ・レコードはモノ専用カートリッジで再生されますことをお勧めします。)
未開封新品においては中身のチェックができない未開封品であるがゆえのリスク(製造上の瑕疵、ソリ、カビ、ボックスセット内のクッション用スポンジの経年分解による粉汚れなど)もあることをご承知おきください。(交換や返品はできません。)
支払いは「ヤフーかんたん決済」となります。
発送は基本的にゆうパック(おてがる版)となります。
LPの場合、ほとんどが80サイズでの発送となりますが、複数枚の品物をご落札頂いた場合でもある程度の厚さまで同一料金で送れます。(それ以上になりますとその厚さによってサイズが変わり、料金が上がってゆきます。)複数落札の場合は必ずオークション終了後すべてのアイテムを「まとめて取引」にして取引を始めてください。そうでないとヤフオクのシステム上各商品に別々に送料がかかってしまいます。なお、後からの落札品で「まとめて取引」にできなかったアイテムを後から同梱にすることはシステム上できなくなりましたので、その場合は各取引ごとに送料をお支払いください。