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サイズは、 15,5 × 15,2 ㎝です。未使用・美品です。 表と裏の色の組み合わせに変化をつけています。
一連のお茶道具はお茶の先生宅よりお譲りいただいたものです。
父、常雄や 上村六郎 、 山崎青樹 、 前田雨城 の残した研究をもとに、染め師、福田伝士と共に古代の染色技術の復元を行っており、 薬師寺 、 東大寺 などの文化財の復元などに携わる傍ら、執筆業、講演などの活動も盛んに行った。 日本古来の鮮やかな色文化の再現に半生をかけてきた 染織史家・吉岡幸雄
日本人は侘・寂 ( わび・さび ) といった言葉で表現されるような、くすんだ色を好んだのではなく、いつの時代も透き通った色鮮やかなものを欲していた。その日本人の鮮やかな色文化を伝統的な植物染により現代に蘇らせた吉岡幸雄は、近年、国内だけでなく、海外からも注目を浴びている。
昭和 21 年
京都市に生まれる。生家は江戸時代から京都で四代続く染屋である。父常雄はのちに大阪芸術大学教授として教壇に立つとともに、世界の染色研究に没頭し、とくに 貝紫の研究の第一人者 であった。伯父に日本画壇の重鎮、吉岡堅二がいる。 染司よしおか
(そめのつかさ よしおか)
化学染料を使わない、植物だけの色
京の地にて、江戸の昔より六代を重ねた「染司よしおか」。絹、麻、木綿など天然の素材を、紫草の根、紅花の花びら、茜の根、刈安の葉と茎、団栗の実など、すべて自然界に存在するもので染めています。地下 100 メートルから汲み上げられる伏見の水と素材に向き合う人の手により、ゆっくりゆっくり自然とより添いながら、その美しい色は生み出されます。
自然の植物から抽出された色には『温かさ』や『命の源』を感じさせる深みがある。
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