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御存知!フランス・プログレシーンの名バンドAtoll 大傑作3rd「Tertio」 日本独自最新リマスター紙ジャケットSHM-CD仕様限定盤 国内盤未開封新品でございます。
2016年度リマスターとなりますが、現在主流で情報量重視のフラットマスタリング方式の模様でございます。
内容は言わずもがな。
ラインアップは、Andre Balzer(Vo、Per)、名手Christian Beya(G)、Michel Taillet(Key、Per、B-vo)、Alain Gozzo(Ds、Per、B-vo)、Jean-Luc Thillot(B、B-vo)となります。
ヴァイオリン奏者Richard Aubertが脱退し、新体制による初作品となります。
前作と打って変わりJazz/Rock的な緊張感や繊細さは後退し、フランス独特の洗練された メロディアスな感覚が伴うシンフォニック・ロック 色の 非常に強い 音楽性となっております。
但し、メロディ感覚は(ポピュラー感が伴う)甘め、という感がございます。
ヴァイオリン奏者の脱退を機に前作「夢魔」の緊張感ある繊細でメロディアスな音楽性から、シンフォニック色の 強いメロディアスさとロック的躍動感を強めた感がございます。
名手Christian BeyaやAlain Gozzoの(ジャズ/ロック色が伴う) 非常に巧みな演奏やMichel Tailletのシンフォニック・ロック色の強いメロディアス面的な演奏が耳を惹きます。
バック・コーラスの感覚やベース奏者のJean-Luc Thillotの演奏感覚がかの名手故Chris Squireと共通する(影響でしょうね....)事が絡みこのAtollはかのYesと比較される事が多いのですが、
Atollはシンフォニック的でJazz/Rockの影響が非常に強いもの。
キーボードの感覚がかのGenesisの影響を見る感がございますが、これ程のメロディアスな感覚はGenesisにはないものでございます。
強いて言うなら今作は、かのMahavishnu Orchestraからヴァイオリン奏者を省き、フランス的なメロディ感覚を伴うシンフォニック・メロディアス化した音楽性かと..............................................
但し、これだけの大傑作を生みだせど”音楽シーンの興味の欠如”によりセールスは再び不振。よりポピュラー色を強めた次作「Rock Puzzle」へと音楽性を移行させていく事となります...................................................................
(ポピュラー色を強めるとは言えど、メロディアスさ等引き継がれる音楽性は今作・次作共に同様でございます。事実、次作はバンド最高のセールスを叩きだしますが.....................................................)
故John WettonがAsiaの極初期の構想にChristian Beyaを加えていた事は良く知られておりますが、今作はそれが良く理解出来る演奏や音楽性でもございます。
現在では入手が困難になりつつある模様。この機会に是非。
注:発送方法は変更になる場合がございます。宜しく御願い致します。
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