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自宅保管の品です。大変美品ですが、古いもので経年変化はございます。ご理解頂ける方にご入札をお願い申し上げます。
他力を生きるということは自律して生きること。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
第1章 虚偽のプロフィール
第2章 迷いに迷って今
第3章 被差別
第4章 放浪・戦争体験
第5章 “虚”“実”のはざまで
第6章 被差別民が創造してきた芸能
第7章 旅、そして再生
第8章 そして仏に至る道を歩む
第9章 女性というもの
第10章 家という概念
第11章 死ぬまで求道したい
レビューより
つい先日、天才役者、三國連太郎さんが亡くなった。僕は著者・三國さんの数々の映画を観てきたし、自他ともに認める三國連太郎ファンだ。
〜三國さんといえば多くの女性と浮名をながし、協定を破って他の会社の映画に出演したり、現場で多くの衝突をくりかえしてきた人としても名を知られている。しかし本書を読むと、そのスキャンダラスな人生の色模様にはあまり触れられず、自らの親鸞への興味と探究、そして被差別部落出身であることの苦悩は一見かるいモチーフと文章にかくれている。だが、三國さんは相当に自分の人生に苦しんで生きてきたことが、多くの芸能史や被差別の探究のなかに隠されているとおもう。
三國連太郎は『飢餓海峡』『復讐するは我にあり』などで重厚な役をこなした魅力的な俳優だが、その素顔はあまり知らなかった。最近、三國連太郎逝去のニュースに接しあらためてこの本を読む機会を得た。出生の秘密や父が棺桶屋を職業としていた事情から小さい頃から差別されてきたこと、煩悩から救われるために旅に出てリセットする習慣、なぜ俳優業を志し続けてこられたのかなどの心境が赤裸々に述べられている。飢餓海峡の主人公で犯人役の三国の迫真の鬼気迫る演技はただならぬものを感じたが、この書物の中で「実」のフィルターを通して「虚」を演じると述べている。 >