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福田敬子/上野直子/松井優子編、「憑依する英語圏テクスト ─ 亡霊・血・まぼろし」です。音羽書房鶴見書店刊、読みやすいハードカバーです。状態は、全般に良好です。送料はクリックポストで185円です ★内容: 死者、過去の呪縛、心理的拘束、人種・民族・家族にまつわる問題、暴力・・・。書名が示すとおり、英語圏テクストを成立させているそれらの「亡霊」について、分野や英語圏各地域を横断しつつ多角的に考察した論集である。執筆者は、かつてお茶の水女子大学大学院在籍中に富山太佳夫氏の研究会でフーコーやデリダ、ジェイムソンらについて学んだメンバーであり、社会やテクストに取り憑く様ざまな「亡霊」についてそれぞれ問題提起する。
「それにしても、この論文集を手にした方々の頭にまず浮かぶのは、『これは何の本なのか?』、『どの分野の 研究なのか?』という疑問かもしれないが、それは当然の感想であるだろう。図書館に配置されるとしても、いったいどのコーナーに置かれることになるのだろうか ―― ともかく英米文学のセクションに置くのはいいと しても、そのどこに? そんな疑問を喚起してくるのも、間違いなく、この本の大きな魅力のひとつではあるのだが・・・。 取り憑くもの、幻、お化け ―― これには唖然としてしまうしかない・・・ 18 - 19世紀の英米のゴシック小説の研究を仕事のひとつとしてきた私にとっては、その研究の鍵となる概念がずらりとならべられているのだ。それらがずらりとならべられて、日本ではあまり研究対象とされることのない英米のさまざまの作品が分析されている。各作品の背後にある時代と、文化と、社会的環境をコンテクストとする研究が配置されている」(富山太佳夫; 序文より)
1 裁判記録に見るチャールズ一世の失脚 /椎名美智
―― 歴史語用論的事例研究
2 ハイチという妖怪 /庄司宏子
―― ロバート・C.サンズの「黒い吸血鬼―サント・ドミンゴの伝説」にみるムラートの表象
3 越境と人種という亡霊 /上野直子(獨協大学教授)
―― クロード・マッケイ、個人と文化のアイデンティティ
4 憑依するスウィフト /三好みゆき
―― W.B.イェイツの『窓ガラス易碎品限空運,非易碎品可使用海運。 に刻まれた言葉』についての覚え書き
5 伏魔殿の妖怪たち /福田敬子(青山学院大学教授)
―― アメリカ人国籍離脱者たちのロンドン・クラブバトル
6 帝国の裡に取り憑くもの /越智博美
―― アメリカ南部の奇妙な果実
7 冷戦と「男らしさ」という幻 /吉川純子
―― ヘミングウェイのメディア・イメージ
8 サッチャーのお化け /武田ちあき
―― ヨークシャー学校小説シリーズによみがえる英国の幻
9 連合以前という亡霊 /松井優子(青山学院大学教授)
―― スコットランド分権/独立小説の展開と未来の想像
★序文の冨山太佳夫(とみやま たかお)は1947年、鳥取県生まれ。英文学者。東京大学文学部英文学専修課程卒業、同大学院修士課程修了。同大助手、お茶の水女子大学専任講師・助教授、成城大学助教授・教授を経て、青山学院大学文学部英米文学科教授・名誉教授。専門はヴィクトリア朝小説を中心とした英文学および文化研究。文学理論や現代思想、歴史研究にも造詣が深い。1993年『シャーロック・ホームズの世紀末』で芸術選奨新人賞、2004年『書物の未来へ』で毎日書評賞受賞。著書としてほかに、『テキストの記号論』、『文化と精読 新しい文学入門』、『英文学への挑戦』など、共編著に『現代批評のプラクティス』全5巻、『D.H.ロレンスとアメリカ/帝国』、『イギリス小説の愉しみ』など、また多数の訳書がある。
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