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「囲われた学校―1900年 近代日本教育史論」
竹中暉雄 / 勁草書房
定価: ¥ 7,700
就学率は上昇したが、登校拒否者も増加した。学校嫌いの原因を、日本で歴史的に形成されてきた公教育制度ないし学校というもの自体の中に探った書。公教育制度によって一体いかなる性質の学校が誕生したのだろう。
※ うす汚れやコスレ、わずかな小汚れなどの使用感があります。紙面に鉛筆の線引き23ページ。筆圧は中程度、ある程度きれいに消し去れるレベルで、1ヵ所あたりの量も少なめです。そのほか大きな傷みはありません。
■目次
はじめに
凡例
序章 学校と特別権力関係論および各章の概略
第一章 旧都新生の夢に賭けた教育家たち
1 維新動乱期のオピニオン・リーダー
2 苦悩の棋村正直
3 お雇い外国人教師たちの奮闘
4 中等教育における功労者
5 盲聾教育の開拓者・古河太四郎
6 貧児教育にとりくんだ竹中庄右衛門
第二章 就学義務違反に対する処罰行政の形成
第一節 罰則に関する海外情報
第二節 教育法令には設けられなかった罰則
第三節 沖縄牝牛窃盗事件
第四節 沖縄での就学強制の状況
第五節 「小学校令」不完全施行の地
第六節 もう一つの大審院判決
第三章 体罰の法禁と体罰の容認
第一節 体罰法禁と文部省による体罰否定論の紹介
1 体罰法禁のモデル国について
2 文部省刊行誌による体罰否定論の紹介翻訳
3 体罰法禁は外圧のためか?
4 体罰禁止条項はすでに文部省草案に
第二節 体罰事件裁判と体罰肯定の現実
1 師範学校と陸軍
2 「傷つけなければ体罰ではない」
3 体罰教員雇用の責任者は?
4 体罰正当化の論理と「刑法」三五条
第四章 公権力行使の場としての学校
第一節 徳島遊動円木事件の発生
第二節 原告側「勝訴」の確定
第三節 公立学校の性格をめぐる争点
1 尋常小学校とは国の営造物なのか市の営造物なのか
2 小学校の施設の占有は「公法関係」か「私法関係」か
第五章 遊動円木の導入・普及と体操の必修化
第一節 日本への導入事情
1 「振動木」と「遊動円木」
2 フランス陸軍と戸山学校
第二節 教育界での蘇生
1 体操の必修化と課外体育の奨励
2 勧業博覧会におけるスポーツ振興
3 「体操遊戯取調委員」と「学校体操教授要目」
第六章 地方教育界の教育世論 -京都府を中心に-
第一節 地方教育会と教育世論の形成(明治初年-明治一六年頃)
1 世論形成前史
2 明治一四年と世論
3 京都府教育会の誕生
第二節 教育体制整備期(明治一七年頃-明治二五年頃)
1 教育界の独立性を求めて
2 地方「自治」制の諸影響
3 対外的危機と教育論
第三節 日清戦から日露戦へ(明治二六年頃-明治三五年頃)
1 戦勝は「教育家の栄誉」なり
2 投機的実業界への憤激
3 形式主義徳育の空転
4 「活用は教師の権内にあり」
第四節 さらなる体制化の強行と抵抗(明治三六年頃-明治末年)
1 活気あるソロバンの兵士の育成
2 「教権拡張」論の登場
3 国家のネジをしめ直す論、緩める論
第七章 国家試験制度の形成と「帝大法科特権」
序節 職業資格制度の形成と帝国議会
1 社会的要求と職業資格「法」
2 資格認定と学歴問題
第一節 官学・私学対立の胚胎
1 「試験志願者を毒殺するな」
2 試験主義「文官任用令」と新問題
第二節 展開される「帝大法科特権」削除運動
1 勅任官任用の試験化
2 表面化する「特権」批判
3 「特権削除法案」上程
4 「上級官吏を競争淘汰せしめよ」
第三節 大正期の制度改革
1 自由任用の拡大と「特権削除法」成立
2 生き続ける「特権」
3 「法科特権」の歴史的意味
第八章 教育の軍事化、 軍事教練の開始
第一節 軍事教練問題への伏線
第二節 「軍縮」論者の教育尊重論
第三節 「兵式教練振作」計画の背景
第四節 マスコミ・教育界の軍事教練批判
第五節 軍人からの反論とその〈妥当性〉
第六節 〈思想統制としての軍教〉への批判
第七節 文政審・帝国議会での議論
第八節 初期教練の実態と配属将校
1 配属将校制度の発足
2 軍人らしからぬ配属将校
3 配属将校にとっての教練
4 権力末端としての配属将校
第九節 教練の戦争経済的意味
エピローグ
第九章 戦前教員養成における「閉鎖性」の意味
第一節 師範学校だけが教員を養成したのではない
第二節 「閉鎖性」の二つの意味
1 単一の模範的教員像
2 「学問」に閉ざされた教員
終章 現代との連続性
あとがき
初出誌等一覧
事項索引
人名索引
【管理用】
8107E446
【価格変更】
5/13
3500円→2500円
囲われた学校-1900年 近代日本教育史論 竹中暉雄/著
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