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山本周五郎の不朽の代表作、「樅ノ木は残った」上中下3巻(新潮文庫)です。状態は、全般に良好です。送料はクリックポストで185円です。
★内容:
(上巻) 仙台藩主・伊達綱宗、幕府から不作法の儀により逼塞を申しつけられる。明くる夜、藩士四名が「上意討ち」を口にする者たちによって斬殺される。いわゆる「伊達騒動」の始まりである。その背後に存在する幕府老中・酒井雅楽頭と仙台藩主一族・伊達兵部とのあいだの六十二万石分与の密約。この密約にこめられた幕府の意図を見抜いた宿老・原田甲斐は、ただひとり、いかに闘い抜いたのか。
(中巻) 幕府老中・酒井雅楽頭と伊達兵部とのあいだの六十二万石分与の密約。それが、伊達藩に内紛をひきおこし、藩内の乱れを理由に大藩を取り潰そうという幕府の罠であることを見抜いた原田甲斐は、藩内の悪評をも恐れず、兵部の懐に入りこむ。そして、江戸と国許につぎつぎひき起こされる陰謀奸策、幼君毒殺の計略をも未然に防ぎ、風前の灯となった伊達家安泰のため、ひたすら忍従を装う。
(下巻) 味方をも欺いて、あくまでも目的を貫く男の孤独。著者は、「伊達騒動」の中心人物として極悪人の烙印を押されてきた原田甲斐に対する従来の解釈をしりぞけ、幕府の大藩取り潰し計画に一身でたちむかった甲斐の、味方をも欺き、悪評にもめげず敢然と闘い抜く姿を感動的に描き出す。雄大な構想と斬新な歴史観のもとに旧来の評価を劇的に一変させ、孤独に耐えて行動する原田甲斐の人間味あふれる肖像を刻み上げた周五郎文学の代表作。
★著者、山本周五郎は1903年(明治36年)、山梨県北都留郡初狩村(現・山梨県大月市)生まれ。横浜市立尋常西前小学校卒業後、東京木挽町2丁目にあった質店の山本周五郎商店に徒弟として住み込む。店主は文芸に理解があり、周五郎が文壇で自立するまで物心両面にわたり支援した。そのことへの感謝の念がペンネームの由来とも言われる。1926年に『須磨寺附近』が文壇出世作となる。1943年には『日本婦道記』が直木賞に選ばれるが辞退。その後も賞はほとんど辞退した。作風は時代小説、特に市井に生きる庶民や名も無き流れ者を描いた作品で本領を示す。また伊達騒動に材を求めた『樅ノ木は残った』や、由井正雪を主人公とした『正雪記』など優れた歴史小説を残した。山本の小説に登場する人物は、辛酸を嘗め尽くし、志半ばで力尽きてしまうものが少なくないが、かれらに、生きる上でのヒントとなる含蓄のある台詞を吐かせるところも山本の作風である。主な作品として、「廣野の落日」、「日本婦道記」、「栄花物語」、「正雪記」、「樅ノ木は残った」、「赤ひげ診療譚」、「天地静大」、「五瓣の椿」、「青べか物語」、「季節のない街」、「さぶ」 、「ながい坂」、「虚空遍歴」ほか多数。映画、ドラマ、演劇化された作品も非常に多い。1967年死去(享年65)。功績をたたえ1988年から、新潮社などにより山本周五郎賞が発足した。
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