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本品は、桃山時代に製作された蕪(かぶら)文の蒔絵小鼓だと思われます。小鼓は、能で用いられる楽器です。能楽は、豊臣秀吉や徳川家康など多くの武将に愛され、今日に至っております。蕪は、「頭(かしら)」とかけて出世を意味し、「株が上がる」とかけて人気や幸運を意味するそうです。芸能関係では、好まれる紋様です。能も芸能の一つであり、描かれる紋様としては納得できます。本品は、銅製の落としが嵌められており、江戸時代に花活けとして転用されたものと思われます。絵付けが豪快で、桃山時代らしいです。 【サイズ】 胴径11.5cm、高さ29cm 【その他】 本品は、頻繁に能舞台で使用されたようで、打楽器の振動による漆の剥離がかなり見られます。上部にひびが1本入っています。 【落札前に必ずお読みください】 ・本品は古美術ですので経年に伴う汚れの他、写真では捉えきれていない傷や割れや直し等がある場合もございます。その様な個所は出来るだけ現状を伝えるように努力はしておりますが、当方での見落としがありうる場合もゼロではございません。この点を理由とした返品は遠慮頂いています事、ご理解の上ご入札ください。気になる箇所がある場合は事前の質問をお願いいたします。 ・製作年代等の説明書きは、あくまでも当方(骨董収集歴30年以上)の個人的な見解に基づくものであって内容を保証するものではございません。見解の相違に基づく返品はお受けいたしかねますので疑問がある場合は入札をお控えいただきますようお願いいたします。※かんたん決済支払期限内にお支払い頂けない場合は、落札者様都合のキャンセルによる削除とさせて頂きます。
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