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1982年の作品。
ザ・ルースターズは、1979年に結成され、2004年に解散(その後不定期的に再結成)した、福岡県北九州市出身のバンドです。
大江慎也(ボーカル、ギター)、花田裕之(ギター)、井上富雄(ベース)、池畑潤二(ドラムス)の4人をオリジナル・メンバーとするバンドは、当初シンプルで泥臭さもあるロックンロールで人気を博し、1980年にメジャー・デビューを果たしました。
この頃、九州・福岡・博多出身のロック・バンドが次々にメジャー・デビューを果たし、元サンハウスの鮎川誠が結成したシーナ&ザ・ロケッツを先輩格に、ザ・ルースターズのほか、陣内孝則が結成した性急なビートが特徴のロッカーズ、革ジャンを着こなしクラッシュの影響を受けたTHE MODSなどが音楽シーンに登場し、マスコミは"めんたいロック"というムーヴメント名で、大々的に取り上げ、そのブームは1982年に石井総互監督が映画『爆裂都市 BURST CITY』に彼らを出演させるほどに大きくなりました。
しかしやがてブームは去るもので、シーナ&ロケッツがボーカルのシーナを中心にしたロックンロール・バンドに意固地なまでに拘り、ロッカーズは解散し陣内孝則は役者の道に進み、THE MODSがCMソングやTVドラマの主題歌をチャート・インさせている間に、ルースターズは驚くべき音楽的変貌を遂げていました。
その兆候がはっきり見えたのが今作、4曲入り30㎝45回転レコード『ニュールンベルグでささやいて』でした。
その内容は、同時代の海外のバンドをも凌駕する、オルタナティヴ・ロック的な表現であり、複雑なリズムにギターが絡む先鋭的なビートから、喪失感を抱えたまま漂うこと引き受けたようなバラードまで、バラエティに富むものでした。
そこには、もはやロックンロールという枠から外れ、ファンクやアフリカン・ビートやエレクトロニック・ポップやダブなと、様々な音楽のスタイルを表面的なアレンジではなく、バンドの持つスピリットそのものが、これらのスタイルを強引に求めたような力強さがあります。
実はこの頃、ボーカルの大江慎也は神経衰弱を患いダウン状態でバンドを一時期離脱したのですが、そんな負の要素でさえエネルギーに変えざるを得なかった緊迫した情況を感じます。
単なる洋楽の後追いではない、同時代のロック・シーンをリアルタイムで支えたバンドが、1982年に存在したという貴重な証明の作品です。
この『Shan-Shan』レーベルというのは、当時日本コロンビアが企画したミニ・アルバム・シリーズで、ルースターズ以外も同社所属のアーティストたちが参加しました。
価格を抑えるためか、歌詞やライナーノーツはジャケットに直接印刷する仕様になっていました。
帯はありません。
レコードの保管については、専用ラックに立ててきましたが、経年により少しだけ反りがあります。鑑賞には問題ありません。
同じく経年により、スレや色褪せが少しだけあります。
それ以外は美品です。 >