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【詳細】
初版帯付 山本直樹 テレビを消しなさい 平凡社刊
2002年2月1日初版 平凡社発行 帯付
タイトルを見ただけで、ファンなら口もとに笑みを浮かべてしまうであろう、漫画家、山本直樹初のエッセイ集。
著者の漫画作品に近い気配を醸し出す日記武蔵野緑地帯潜入記。テレビや漫画や自分について読者に呼びかけているようで独り言のような文体で語る「思想の科学」誌での連載。早川義夫やフランク・ザッパら著者のアイドルの人物像を描き出す人物論。太陽誌に連載されていた映画論。どれも読みごたえは十分である。文章でも山本直樹らしい痛快なユーモアは全開。漫画のように抽象的表現が使いにくいぶん、著者の真摯な執筆姿勢がくっきりと浮かび上がっている。著者は自分自身の中にあるどうしようもない気持ち、はずかしい本性から目をそらさず真正面から見据えて書いている。それが大前提としてあるため発言に嫌みがなく、あとがきの最後の2行まで実に痛烈で的を射ている。視点がひねくれているからこそ、逆に世間がふだん隠して気づかないふりをしていることをまっすぐに看破してしまうのだろう。
だから、文章になっても山本直樹はどこまでも山本直樹だ。ファンには楽しめること請け合いだ。横山雅啓
山本直樹
日本の漫画家。別に森山 塔もりやまとう、塔山 森とうやまもりの名で執筆。
1960年2月北海道生まれ。早稲田大学教育学部国語国文学科卒。大学4年生の時に小池一夫主宰の劇画村塾に3期生入門しマンガ家を志す。1992年、石ノ森章太郎が発起人となり結成された「コミック表現の自由を守る会」の中核として活発な言論活動を行いマンガの表現をめぐる規制に反対。その後も作風を変えることなく「YOUNG&FINE」「ありがとう」「フラグメンツ」など数々の問題作を発た。早くから作画にコンピュータを取り入れ、生々しさをともなわない硬質な筆致から女性ファンも多い。その他の代表作にカルト教団の心理を題材にした「ビリーバーズ」、連合赤軍の革命ドラマ「レッド」など。
【状態】
経年劣化により若干の焼け、カバーにスレ、傷は御座いますが、概ね美本です。
※投げ込みチラシは欠損しております。 >