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●日本近代建築の父 ジョサイア・コンドルの芸術性にせまる「コンドルのディテール」、桑名市博物館刊、2012(平24)年、約29.5×21cm、111頁、極美
● 明治の日本政府に招聘され、鹿鳴館を始め、華族や財閥の建物を多数設計したコンドルの作品は、レプリカを残した「三菱一号館」や、「綱町三井倶楽部」「旧岩崎邸洋館」などを含めても、殆ど現存していないが、桑名出身の有力実業家、諸戸清六が建てた自邸がほぼそのまま残っている。
● 現在、庭園を含め「六華苑」として公開されているなかの洋館がコンドルの設計になるもので、重要文化財である。その保存改修工事の調査に付随する形で、設計図と詳細なディテールが明らかになった。
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