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1961年初版
後付けカバー(背定価表記ありタイプ・表層のビニ・コーティング加工なし)
ヤケ・シミ・イタミ
※旧社カバー本のうち『女魔術師』ほかの「厚着本」として知られる10タイトルの場合、「新社時代に書店在庫を一旦回収 ⇒ 後付けカバーに着せ替えて再出荷」のプロセスを経ることでカバー背表記が「東京創元社 ⇒ 創元推理文庫」という具合に「明らかな外見上の変化」を遂げるため、これら「元・厚着本の後付けカバー」を見分けることは割合に容易であると言えます。
一方、『赤毛の男の妻』ほかの「カバーだけ旧社本」として知られる4タイトルの場合、最初からカバー背表記が「創元推理文庫」であるため、後付けカバーに着せ替えられるプロセスを経ても外見上の変化が見られず、よってこれらの「後付けカバー」を「元カバー」と見分けることには非常な困難を伴いました(そもそも比較的近年まで、それら「カバーだけ旧社本」に「後付けカバー」が存在していること自体を知られていなかったという事情もあります)。
それらの「元カバー」と「後付けカバー」とを見分けるには、「表層のビニ・コーティング加工の有無」に頼るしかないため、その発見には地道に現物にあたるほかに方法がないという難しさも手伝って、それら4タイトルは「後付けカバー」蒐集を阻む極めつけのキキメと見做されています。
ただそんな中、『赤毛の男の妻』に関してのみ、その後付けカバーには「背定価表記が欠けている」という外見上の特徴があったため、過去にはこれが契機となり「カバーだけ旧社本」にも「後付けカバー」が存在しているという事実が発覚することとなった経緯があります。
ところがしかし、この『赤毛の男の妻』の後付けカバーにも「背定価表記ありタイプ」が存在することが後になって判明し、元カバーとの見分けポイントだった「背定価表記の有無」がこの場合には通用しないため、余計に発見が難しい「キキメ中のキキメ」として認識されることになったのでした。
今回のオークション品は、『赤毛の男の妻』の後付けカバーの中でも、より発見困難な「背定価表記ありタイプ」の方です。
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