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七工匠のTTArtisan 11mm f/2.8 Fisheye 富士フイルムGマウント用になります。
そもそもフルサイズ用に作られたレンズですが、GFXで使うと全周魚眼のような描写になります。Lightroom やフォトショップで歪曲修正をすれば、それなりの画面にも可能です(youtube上でそういうことをしている例を見ました)。当然135サイズで撮影すれば、普通の魚眼レンズの描写になります。
描写性能は純正GFレンズの「高額でまったくハズレがない性能と同等」とは言いませんが、ある意味大きく予想を裏切る鮮鋭度で、自分の「中国製レンズはまだまだ」という先入観をひっくり返すものでした。手ぶれ補正やAF機能を載せず歪曲収差をケアしなくてよければ、設計上はこれだけシャープなレンズが作れるということか、という感じですね。
被写界深度は極めて深いので、開放で最短距離まで寄らなければ目測で撮影は可能、純正レンズ群よりはコンパクトで、ラインナップにないスペックと明るさなので、遊ぼうと思うとかなり楽しいレンズです。
※サンプルはいずれもGFX50SIIのISO800で開放近く、1/10を切る露出なので低感度で絞ればさらに鮮鋭度は上がると思われます。
国内では焦点工房が正規の代理店をしていますが、このレンズのGFマウントモデルはすでに販売されていないようです。
TTArtisan 11mm f/2.8 Fisheye 富士フイルムGマウント ブランド:銘匠光学 TTArtisan 発売日:2021/09/10(2024年 9月 6日 12時 26分 追加) ※写真はあげていませんが、元箱と取説が付属します。 >