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飛鳥時代に、聖徳太子が建立した寺の数は、日本書紀では、46とありますが、近世の研究では、300余りとされています。現在でも繁栄している寺として、法隆寺、四天王寺、広隆寺等がありますが、多くは廃寺となっています。本品は、廃寺となった飛鳥時代のいずれかの寺跡から出土した半跏思惟像の弥勒菩薩像だと想像しています。飛鳥仏の特徴のアルカイックスマイルが見て取れます。宝冠の形が類例がなく、ユニークです。元は,金銅像だと思いますが、現在、鍍金はほとんど剥がれています。台座の縁に僅かに残っている程度です。百済からの渡来仏かもしれません。
念持仏として祀って頂ければ心の平安がもたらされるでしょう。
【サイズ】 奥行6cm 横幅7cm 高さ17.5cm 【その他】 全体的に緑錆が出ており、土がこびりついています。右手、背中や台座に錆で穴ができている部分があります。 【入札前に必ずお読みください】 ・本品は古美術ですので経年に伴う汚れの他、写真では捉えきれていない傷や割れや直し等がある場合もございます。その様な個所は出来るだけ現状を伝えるように努力はしておりますが、当方での見落としがありうる場合もゼロではございません。この点を理由とした返品は遠慮頂いています事、ご理解の上ご入札ください。気になる箇所がある場合は事前の質問をお願いいたします。 ・製作年代等の説明書きは、あくまでも当方(骨董収集歴30年以上)の個人的な見解に基づくものであって内容を保証するものではございません。見解の相違に基づく返品はお受けいたしかねますので疑問がある場合は入札をお控えいただきますようお願いいたします。※かんたん決済支払期限内にお支払い頂けない場合は、落札者様都合のキャンセルによる削除とさせて頂きます。
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