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早稲田大学で、坪内逍遙に師事、後藤宙外等と文芸革新会を設立し、評論や翻訳に積極的な活動を展開した、中島孤島の処女小説『新気運』の出品です。郷土の先輩の木下尚江の推輓で「毎日新聞」に連載後、単行本に。扉に前編とあるが、本書で完結。巻頭には日露戦争で亡くなった坪内逍遙の甥の坪内鋭雄(孤景)に献するとあり。
◎平民書房刊 初版 明治39年5月発行 264頁
☆坪内逍遥・木下尚江序文
▲状態は経年のスレヤケシミ等あります。蔵書印や記名や書込みはありません。本はしっかりしています。 >