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★未来、人類の文明は正午を過ぎ、ゆっくりと午後の時代へと移っていく。
舞台となる小さな農村には、近くの大都市が様々な形で影を落としている。
戦争。テクノロジー。その他様々なものについていけなくなった人間たち。
主人公ベルの趣味はメカづくり、この集落ではいたるとこころにスクラップが散乱して、パーツ集めには不自由しない。
主人公の親友クリップは、戦争用に造られたトカゲ(爬虫類)種族で、その父はトカゲとしては大出世、村の顔役になっている。
農家のお舅様は遺伝子工学で、へんな作物をつくってたりする。
主人公の家の古いロボットは、ときどき誰もいない場所で、誰かと話している。
ゲーム「ワルキューレ」シリーズ(ナムコ・80年代)のキャラクターデザイナーとして著名な冨士宏のオリジナル作品。
『午後の国物語』は、ナムコのミニコミ誌「NG」で83年にスタート。「まんがアニメック」(ラポート刊)でも84年から不定期掲載された。
キズ・シミなど特に問題なく、古本として状態並です。
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