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大統領失明す (上下) (文春文庫)
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ウィリアム・サファイア (著), 徳岡 孝夫 (翻訳)
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文藝春秋
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アマゾンの書評より
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5つ星のうち3.0 政治ドラマ
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2012年11月19日に日本でレビュー済み
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週間文春 1985年 海外部門第5位。
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第41代アメリカ大統領エリクソンの乗った飛行機が、訪問中のソヴィエト上空で撃墜された。ニコラエフ書記長代理によるコルコフ書記長暗殺に巻き込まれたのだ。大統領護衛官ボックの活躍により九死に一生を得たエリクソン。しかし、エリクソンの目は光を失っていた。合衆国憲法修正25条によれば、職務遂行不能となった大統領は引退しなければならない。はたして失明は職務遂行不能と言えるのか。エリクソンは大統領職を続ける意欲に燃えるが、財務長官バーナマンはニコルズ副大統領を傀儡にしエリクソン排除を画策するのだった。 ・・・
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冒頭からやや暫くは、冒険小説、もしくは謀略小説のような趣である。本作品の世界情勢は、日本−中国の勢力拡大に、アメリカ、そしてソヴィエトはどう対抗していくかという設定になっている。ピュリッツアー賞受賞のコラムニストである作者の未来予想図だったのだろう。本国では1977年(ジミー・カーター大統領が就任した年ね)に出版されているのだが、いいセンいっていると言えるかもしれない。
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エリクソンがアメリカに戻ってからは、ぼぼホワイトハウスの中でストーリーが展開していく。要するに本作品は、権力闘争を中心とした政治ドラマなのである。市井の人々は全くというほど登場しない。副大統領に権力を移譲することを拒む大統領およびその腹心たちと、大統領の権限を剥奪しようとする閣僚一派の闘いだ。大統領の拒否する理由が、「あいつ(副大統領)より、オレの方がマシ」なのだからふるっている。上下巻800頁に及ぶひたすら長い長い国民不在のドラマなのだ。しかし、本作品は政治家を戯画化しているのかといえば、さにあらず。大真面目に正義とは何かを問うているのである。ここがスゴイところだ。
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自身の大統領としての能力を国民にアピールするエリクソン。だが、エリクソンは、大統領選挙遊説中の列車の中で、専属写真家バフィと情交中に頭を打って一時的な失明を経験していたのだ。エリクソンは、このことを公表していないことにより、苦境に立たされていく。失言を取り上げられてはマスメディアに叩かれる大統領。おまけに、大統領の一時的な失明を口止めしたヘネシー大統領特別顧問は、その行為が収賄にあたるとして訴追されてしまう。一人、また一人と腹心が引き剥がされていく。次々に暴かれていく大統領にとって不利な事実。繰り出される閣議、議会による不信任決議。さてさて、エリクソンは大統領として職務を完投していくことができるのだろうか。
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本作品は、隙あらば相手をねじ込もうとする登場人物たちの行動が見所である。このぐらいの個性がないと政治はやっていけないということなんだろうが、とにかくアクが強い。とくに、エリクソンは、我の強さもさることながら、女性なしでは夜を過ごせない肉食系大統領である。”強いアメリカ”像はこういうところにも表れているんだろうな。
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