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○商品
上村忠男(編訳)、みすずライブラリー、みすず書房(刊)、1999年12月10日発行(初版)、177ページ、定価2700円+税
ISBN4-622-05047-1
原題:“Alcuni temi della quistione meridionale” and several notes from QUADERNI DEL CARCERE by Antonio Gramsci
○背扉より
「南部問題についての覚え書」のなかでグラムシは、社会生活の地域的・空間的・地理的基盤を、彼と双璧をなすマルクス主義者であったルカーチがなしえなかったかたちで、もののみごとに照明をあてた(サイード)
グラムシの「従属的諸階級」についての考察は、マルクスの「ブリュメールの18日」の議論をより一般的なコンテクストへと拡大したものである(スピヴァク)
知識人とは、サバルタンとは、地政学的考察とは? 本書に編んだ「南部問題についての覚え書」を始めとした5章は、現代を生きるためにイタリアの思想家が残した貴重な遺産である。
○目次より
凡例
地図(グラムシの生きた時代のイタリア)
1 南部問題についての覚え書
2 知識人の形成と機能
3 イタリアにおける国民と近代国家の形成と発展のなかにあっての政治的指導の問題
4 リソルジメントとイタリアの国民構造における都市‐農村関係
5 従属的諸階級の歴史のために
訳注
グラムシを開く(上村忠男)
編訳者あとがき
アントニオ・グラムシ年譜
人名および新聞・雑誌名一覧
○著者略歴より
Antonio Gramsci
イタリアの革命家。1891年サルデーニャ島に生まれ、トリーノ大学在学中に社会党に入党。戦時体制下における工場内生活の質的変化のうちに生産者自治社会の可能性を見てとって1919年『オルディネ・ヌオーヴォ』紙を創刊し、工場評議会運動を推進する。翌20年9月フィアットなどで工場占拠闘争を指導したのち、21年イタリア共産党の創立に参加。最高幹部のひとりとして活躍するが、26年ムッソリーニ政権の制定した国家防衛法によって逮捕され、10年余りの獄中生活を強いられる。37年釈放直後に病死。ヨーロッパ革命の挫折の原因を探るべく獄中で書きつづったノートが第2次大戦後公刊され、社会主義・共産主義運動の内部においてだけでなく、広く現代社会のありように関心をよせる人々の間で注目をあつめて今日に至っている。
○状態
20年ほど前の古本ですが書込みや折れなどなく大変に良い状態です。天部に染み(カビ汚れ)、底部に若干の染み、カバー部に若干の擦れがあります。グラムシによる政治論・革命論――絶版状態にある本書をお譲り致します。
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