Okay I'll Admit That I Really Don't Understand(#1)はけたたましいドラムスとブンブンうなるベースをバックにヘロヘロなヴォーカルとサイケがかったコーラス。重厚なサウンドとシンプルなフレーズの繰り返しですがクセになります。アコギだけになるエンディングも面白い。
Riding To Work In The Year 2025 (Your Invisible Now)(#2)は悲劇的なシンセのフレーズとピアノやベース、ドラムス等とのポリリズムもありつつ、一転して上昇感溢れるポップなサビへと移行していく様は圧巻。途中に絶叫などもあり,決してわかりやすいだけでなく「表現が深い」のがいい。
Thirty-Five Thousand Feet Of Despair(#3)はメロディを丁寧に歌うメランコリーなバラード。ですが、他のアーティストのと聴いた感じがやっぱり違うのは、さすが個性の賜物かも。シンセを始めとするサウンドにも独自のこだわりが感じられます。
A Machine In India(#4)はトータル10分以上の長さですが、基本アコギの弾き語りで同じコードが循環してるだけ。しかしながら、歌伴としてのリコーダーのフレーズ?やシンセっぽいストリングスの和音等がサイケデリックにちりばめられたアレンジが秀逸。
The Train Runs Over The Camel But Is Derailed By The Gnat(#5)は本作では珍しく歪んだギターを前面に押し出したサウンド。ドカドカと、また後ろノリを強調したドラムスとのコンビネーションは極端な例えですがLed Zeppelin風。しかし曲調は全体的に和み系だったり…
How Will We Know? (Futuristic Crashendos)(#6)は曲自体はスローテンポの和めるバラード。しかし終始様々な持続音や効果音が自らこの予定調和なサウンドを妨害するかの様に鳴っています。単にメロディの善し悪しだけでは言い表せない奥深いアレンジ。後はリスナーがそこまで汲み取れるかどうか…
March Of The Rotten Vegetables(#7)は物悲しいディレイがかったギターリフが印象的。途中、鬼気迫るドラムスの爆音プレイをはさんで、前述のギターリフが最後を締めます。この曲のみがヴォーカル無しのインスト。
Big Ol' Bug Is The New Baby Now(#8)は大団円を迎えるかの様なゆったりとしたバラード。前半のモノローグ以外はタイトルの歌詞を合唱っぽく繰り返すだけですが、何故か心暖まります。まあ、すんなり終わるのもらしくないと思い直したのか、バグ (犬) が大勢吠えて終わるやんちゃなオチに。
(1) レア音源を探しまくる。 この記事(2011年1月)を書いている現在、輸入アナログLP限定で1枚にミックスされた完全盤が存在します。まだ実物を見た事はありませんが…また5曲入りCDシングルの"Waitin' For A Superman"のカップリングとして本作の#2と#3、と2曲だけですが完全盤が聴けます。
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