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カニエ・ウエスト×レディ・ガら、スーパー・スターとのコラボに忙しいUKジャズ・ポップのビッグ・アーティスト=ジェイミー・カラムが、4年ぶりにリリースするサード・アルバム。リアーナの「ドント・ストップ・ザ・ミュージック」のカヴァー他を収録。
英国生まれのジャズ・ピアノマン、ジェイミー・カラムの新譜「ザ・パースート」"The Pursuit"である。
nohachanさんから薦められて聴いてみたら、これがなかなかイイのだ。
ジェイミー・カラムは、映画ファンにはクリント・イーストウッド監督の傑作『グラン・トリノ』のラストでかかるテーマ曲を歌ってた人と云った方がわかりやすいかも。
以前、ココでウーター・ヘメルのことを書いたことがある。彼も若かったがカラム君も若い。二人とも30代前半だ。二人に共通しているのは、ジャズをベースにして自作の曲を作って演奏していることだ。
20世紀のジャズ・シンガーは、ジョージ・ガーシュインやアービング・バーリンといったスタンダードとなった楽曲を歌っていたが、21世紀のジャズ・ヴォーカリストはシンガー・ソング・ライターが主流となるのであろうか。そんな気にさせる二人だ。
二人とも男性ヴォーカルで、正直色気は薄いが(笑)、とても聴き易いジャズであり、ジャズが苦手という人でも聴けるんじゃないかなと思う。
ハリー・コニック・JRや、マディソン・スクエア・ガーデンでのライブ盤があまりにひどくて、新譜(CRAZY LOVE)が出たのに、まったく買う気にさせないマイケル・ブーブレをしり目にこういった新興勢力が出てくるのはいいことと思う。
70年代にクロス・オーバー(フュージョン)が流行った時、「電気音の入ったのはジャズじゃない」とジャズ評論家の大橋巨泉氏は怒っていたものだが、そんな時代があったからこそ、こんなかっこいいジャズが出て来たのだと思う。
話を「ザ・パースート」に戻そう。カラム君は、自作の曲だけではなく、スタンダードも演奏してくれるのでおっさん世代には受け入れやすい。
1曲目の「Just One of Those Things」はコール・ポーターの名曲。アレンジがとてもよくて、これがコンサートのオープニングだったらしびれるだろうな、と思う。
2曲目以降は自作の曲が増える。「I'm All Over It」は楽しい曲。弾き語りの「I Think, I Love」は渋い。ピアノもボーカルも卓越しているので、とても安心して聴けて心地良い。
試聴のみ。大変綺麗な状態です。
邦盤。歌詞、対訳、解説付き。
サンプル。
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