7200円(税別)。2012年OD版1版。
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出版社紹介文
前著に4氏が加入し、全般を見直して「代謝」と「繁殖および泌乳」に加筆、その他の章にも多くの新知見を盛り込んだ第二次改訂増補版
生物を理解する上で、生理学が最も基礎的で重要な学問であることは、他の周辺の諸科学がいかに進歩し、新しい知見が加えられようとも変わることはない。しかし、その生理学にも絶えず新しい事実や解釈が見い出され、生命現象の更なる理解に大きく貢献している。このことは他の関連する諸分野の学問においても同様であり、家畜を対象として考究する家畜生理学についても例外ではない。
家畜生理学を畜産学あるいは獣医学の一分野または比較生理学の一部門とするなど、その位置づけは、それぞれ異なると思われるが、本書は家畜生理学が包含するすべての事項を網羅することを試みたものではない。本書は畜産系、獣医系専攻学生、あるいは家畜生理学に関心を有する研究者、農業技術者などに対し、基礎的に重要と思われる事項について整理し、概説することを目的としたものである。
本書の初版「家畜生理学」が出版されたのは1982年であり、以来20年余が経過している。その間、数回の加筆、訂正を行い、1994年には改訂増補版を発行した。以来、旧版同様訂正を加えていたが、今回第二次改訂増補として新たに大きく加筆、訂正を行った。今回の改訂では、まず「生体の機能調節機構と細胞の情報伝達機構」を新たに第一章におき、生体の生命維持機構の全体像を把握することを試みた。次に続く各章の配列は従前の版と同様とした。家畜の飼養管理上、必要性の高いと思われる「消化および吸収」の章にはやや多くの頁をさき、最新の情報を書き加えた。更にこれらの諸機能が発現するにあたって体内で進行している化学的諸反応について記述した「代謝」の章には、新たな知見を加え、全面的に稿を改めた。また家畜生産上きわめて重要である「繁殖および泌乳」の章にも多くの新知見を加えた。その他の章についても、それぞれ若干の筆を加えている。家畜の感覚について基礎的な知識を得ておくことは、家畜の飼養管理や治療面などにおいて重要なことと思われるが、今回の改訂では触れなかった。(序文より)
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梱包について
ビニールと封筒で梱包します。
緩衝材での梱包をご希望の場合は110円ご負担お願いします(送料が変わる場合があります)。
もくじ
1章 生体の機能調節機構と細胞の情報伝達機構(1.生体の機能調節機構: 2.細胞の情報伝達機構)
2章 神経系の機能(1.内外相関と内部統制: 2.神経細胞の性質: 3.シナプス: 4.神経系)
3章 血液(1.体液の構成: 2. 血液の一般性状: 3.赤血球: 4.白血球: 5.免疫: 6.血小板: 7.血漿: 8.血液の凝固: 9.血液型)
4章 内分泌(1.内分泌一般: 2.下垂体: 3.松果腺: 4.甲状腺: 5.上皮小体: 6.膵臓: 7.副腎)
5章 筋肉の機能(1.筋肉の構造: 2.収縮: 3.平滑筋: 4.心筋: 5.筋電図)
6章 呼吸(1.呼吸運動: 2.呼吸運動の調節: 3.呼吸によるガスの運搬と交換)
7章 循環(1.心臓の運動: 2.血管系: 3.循環機能の調整: 4.各種臓器における循環: 5.リンパ)
8章 消化および吸収(1.消化管の形態と食性: 2.消化: 3.吸収)
9章 腎臓の機能(1.腎臓の構造: 2.腎小体の作用: 3.尿細管の作用: 4.尿量の調節: 5.排尿: 6.尿)
10章 代謝(1.エネルギー代謝: 2.炭水化物代謝: 3.タンパク質代謝: 4.脂質代謝: 5.無機質の代謝)
11章 体温調節および適応(1.家畜と環境: 2.熱産生: 3.熱放散: 4.体温調節作用: 5.適応)
12章 繁殖および泌乳(1.繁殖機能の発現: 2.精子と卵子: 3.受精・妊娠・分娩: 4.繁殖技術: 5.泌乳)
13章 感覚(1.感覚とその種類: 2.視覚: 3.聴覚と平衡感覚: 4.嗅覚: 5.味覚)
参考文献: 索引
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