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昭和版・延喜染鑑/上村六郎/定価95000円/延喜式に現われた当時の染色というものはて如何なる色相のものであったであろうかということを推定 商品説明 昭和版・延喜染鑑/上村六郎/定価95000円/延喜式に現われた当時の染色というものはて如何なる色相のものであったであろうかということを推定 1986年 5.5cm 定価95000円 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。 はしがき 『延喜式』の中の「縫殿寮式」の「雑染用度」に記されている染色のことに関しては、かつて徳川八代将軍吉宗公の偉大なる計画の下に、その財力と智力とを傾けて、これを究明しようと、天下の衆智を結集して事に当らせたことがあった。その結果として出来上ったのが当時の『式内染鑑』であったのである。しかし、どうした訳か、この原本は早くからどこかに雲隠れしてしまって、今や我々の眼の前にはその姿を現わしてこない。 執知後藤捷一君の『日本染織文献総覧』(昭和五十五年刊)によると、この『式内染鑑』と称した原本は、徳川幕府の文庫に 収められたことが『徳川実紀』(有徳院殿御実紀、附録巻十七)に見えてはいるが、しかしその原本が見当らず、また一 方、民間流布の写本の方は、その実物の染布が無く、その代りに、絵具を以て色目を表わしたものが多いと記されている。即ち実際の染色を裂に染めて出したものは、果してどこに隠れているのか。 多分、今はすでにないのではなかろうか。そんな訳で『徳川実紀』の方は、すでに刊本も出来ていて、私も調べてはみたものの、これは文書だけで、色を染めた標本は全くなく、また前記の『式内染鑑』の方は、民間の流布本として知られているものを、私も一冊持ってはいるのであるが、後藤君の指摘している通り、色染した標本は一点もなく、しかもその絵具を塗った色は、いずれもお粗末な方法で、簡単に、絵具をもって表わしているのである。しかもまた、一見して分るように、どうもあんまり信用の置けそうもない、誠に怪しげな色相を示しているものである。 ところで、この徳川幕府の文庫に収められた『式内染鑑』と称する原本は、いろいろと調べてみてはいるもの の、現在、それがどこに収蔵されているのか、あるいはまた、果してそれが現在まで残されているのかどうか、 それすら全く分らぬような実情であるが、かりにあったとしても、その写本で分るように、これは単に『延喜式』 の「雑染用度」の本文を示し、更にその色を示し、これに多少の説明を加えているだけで、実際の染色の方法に ついては何一つ説明していないのである。私もその一本をもっているが、染色そのものについては、『延喜式』 に示された記載以外には、何らの方法も記していない。従ってまた、『延喜式』の服色を再現しようと考える場合、 勿論、『式内染鑑』のような古記録の方を調査・研究することが必要なことはよく分ってはいるが、しかし、その色相だけを簡単に絵具で復原したような、現在知られている『式内染鑑』(『延喜染鑑』とも) の色相というようなものは、余程よく検討してからでないと、これを『延喜式』に現われた服色などと考えることは、全く無謀のことと言わざるを得ないものと思われる。即ち、これ等のものを参考にすることは勿論必要であろうが、よくよ く検討してみることを忘れてはならないものと思っている。 そんな訳で、『延喜式』に現われた当時の染色というものは、充分にその記載を検討した上で、新しくいろいろの染色実験をやってみた後、それが果して如何なる色相のものであったであろうかということを、文献と実験との両方から推定していく他には、恐らくは方法がないのではなかろうかと思われる。このことについて、私は 新潟県立女子短期大学在職中からいろいろと計画を立て、まず当時の私の助手であった山崎光子君と、研究生の本間靖子君とに協力を求め、流布本の『延喜式』の中の「縫殿寮式」の「雑染用度」に示されている染色についての検討をはじめ、予備実験として、そこに示されている、『延喜式』の染色に関する多くの色相の心のを、まず文献に示されず文献に示されたままの量を算出し、それに基づいて、いろいろと実験をやってみたのである。 右の予備実験の結果、その記載量などに関し、多分、原本からの転写の際の記載間違いであろうと思われるものが幾つか出て来たので、それを検討・補正しながら、新たに多くの染色実験を行った後、原本は恐らくはかくあったものであろうという結論に達し、それを改めて実験し、その各色について、一反余りの大きなものの染色 を行った訳である。これ等の実物標本製作の際の染色は、終始、私の教え子であり、且つ天然染料の染色についての実際の研究者であった、名古屋女子大学家政科の助手大口キミョ君の協力によっている。更にまた、これ等の研究または染色の実際に対して、その費用を惜しみなく支出し、且つ染色工房の一部を提供しながら、時としては自らもその標本製の染色に加わるなどして、終始、応援していただいたのは、京都の「古都」(草木染工房)の社長山岡古都氏である。私はこの際、山岡古都氏並びに大口キミョ君に対して、心からのお礼の言葉を申し述べたい。なお本書の刊行に当っては、その方の面倒は、一に岩波書店の編集部におまかせし、高草茂氏にいろいろとお世話していただいた。このことも併せ記して、厚く感謝の意を表したい。 なお文中に引用の文献は、特別の記載のない限り、すべて京都大学図書館、同人文科学研究所、並びに同文学 部等の所蔵本によっていることを明らかにしておく。 昭和六十年秋 著者しるす お探しの方、お好きな方いかがでしょうか。 中古品ですので傷・黄ばみ・破れ・折れ等経年の汚れはあります。輸送箱傷、小汚れ、小破れ。内箱小黄ばみ。。ご理解の上、ご入札ください。
もちろん読む分には問題ありません。258842旧 注意事項 できる限りスムーズな取引を心がけておりますので、落札後2日以内にご連絡頂きますようお願い致します。 細部に至るまではチェックしておりませんので、書き込みや蔵書印等ある場合があります。 かんたん決済でお支払いいただいた場合には審査完了後の発送となります。(クレジット審査が完了するまで7-8時間程度かかる場合があります。) 商品は入金確認後、通常1-2営業日中に発送させていただきますが、土日を挟む場合には、週明けの発送となる場合があります。 高額本や大きい本・厚いは本等はゆうパックにて発送いたします。 商品が届きましたら、お手数ですが受取連絡を行ってくださいますようお願いいたします。なお発送後数日経ちますとヤフーから自動で受け取り催促メールが届きますが、受取連絡はもちろん商品を受け取っていただいてからで結構です。こちらの商品案内は 「 ■@即売くん5.30■ 」 で作成されました。
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