■■『図録』・・・■■ ―”石川県立美術館保管”― ●●『九谷名陶図録』・・・●● ◆石川県立美術館。 ―” ことば ”― ◆石川県は、伝統工芸の盛んな地域として、広く知られ ていますが、なかでも・「九谷焼」・は、その代表的 美術工芸品として今日でも盛んに生産されています。 九谷焼は、江戸時代のはじめ、加賀国江沼郡九谷村・ (現在、石川県江沼郡山中町字九谷)・において、初 めて焼成されたので、その名を地名からとって九谷焼 と称しています。 単に九谷焼と云っても、創成期の・「古九谷」・再興 九谷として、最初の・「春日山窯」・加賀藩営の・「 若杉窯」・古九谷についで名声のある・「吉田屋窯」 ・赤絵細描の・「八郎手」・永楽和全の・「金襴手」 ・洋絵具で新しい画風を初めた・「九谷庄三」・など 、時代と窯の移りかわりによって、上絵付の作風が変 り、それら等が今日の九谷上絵の源流ともなっていま す。 当館では、日本色絵磁器の中で、最もすぐれていると 云われる・「古九谷」・を中心に、九谷焼の歴史的な 移り変わりが鑑賞できるよう・「九谷展示室」・を常 設しています。 そして九谷展示の鑑賞の手引きとして、また九谷焼の 系譜を知る参考図書として役立つよう本書を刊行しま した。 多くの方々にお役にたてば幸いです。 ―”石川県美術館”― ■九谷名陶図録。 ■発行=石川県立美術館。 ■発行日=不明。 ■サイズ=18.5×25.5cm。 ■状態。 ●表紙に、多少の、キズ、ヤケが有ります。 ●本誌内に、多少の、ヤケが見えますが ●大きなダメージは無く ●経年並とお考え下さい。 ◆◆注意・・・◆◆ ★発行日の記載が、本誌には有りませんが、おそら く、1952年3月発行の改定版だと思います。 ・(間違でしたら、ご容赦下さい)。 ★わずかに、シミの部分が有りますのでご理解下さ い。 ★発行日より、経年を経て下ります。 コンディションに係らず、古書で有る事を 充分に御理解の上、御入札下さい。 ★神経質な方は入札をご辞退下さい・・!! ●全・97頁・(光沢上質紙)・・・!! ◆内・53頁迄・カラー。 ●図版・全・98点・・・!! ◆27点・カラー。 ◆71点・白黒。 ●カラー・図版・(26点)・頁・に・・・!! ★カラー図版には・表面・裏面・裏銘・(実寸)・ 3点の掲載が有ります。 無銘のものは・表面・裏面・2点です。 ★作品名称・寸法・(口径/高さ/底径/台高・銘 )・作品解説が掲載されて下ります。 ★銘の寸法が記載されて下りますので、測って見ま すと・銘の図版は・ほぼ実寸大になって下ります ◆表面/裏面・26点。 ◆裏銘・21点。 ●白黒・図版頁・に・・・!! ★白黒図版・(内1点がカラー掲載)・には・各窯 の解説に・図版・作品名称・寸法が掲載されて下 り、別枠に・7点の裏銘が有ります。 ●蒐集・資料などの参考に・・・!! ●探されていた方は・この機会に・・・!! ●以下・詳細をご覧ください・・・!! ●詳細は・抜粋して下ります・・・!! ●掲載内容は・Q&Aより・問い合わせ下さい。 ●数字記載は目視です・間違いは御容赦下さい。 ●掲載を抜粋紹介・「タイトル」・と致します。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ ■■『図版・及び・解説』・・・■■ ●『古九谷窯』・(江戸前期)・・・● **”明暦頃~享保頃・(1655頃~1720頃)”** ―”(カラー)”― ◆1・古九谷青手・松竹梅文平鉢。 ・同・高台。 ・無銘。 ★口径ー35.5~35.5。 ★高さー9.2~8.4。 ★底径ー15.2~15.0。 ★高台ー1.5。 ★無銘。 ★吉祥文である松竹梅を題材にしている作品で ある。 梅花を地文に配して黄をほどこし、松竹の紫 や緑の厚く塗った賦彩法が印象的である。 塗りうめ様式の三彩仕上げで、裏面は無文で 、周辺、高台内の一部を緑彩しているが、筆 跡が荒々しくはしって絵具の濃淡が著しい。 半磁胎の素地で、荒い貫入がはいり、高台が 比較的小さく、口紅や染付、目跡がないこと や、しかも器形が九谷古窯発掘の陶磁片とこ くじしていることなどより、九谷古窯で生産 した素地を使用し、絵付けしたものと考える ことができる。 古九谷編年の中では最も初期に位置づけるこ とができ、資料的にも貴重な作品である。 ◆2・古九谷色絵・鶴かるた文平鉢。 ・石川県文。 ・同・高台。 ・同・裏銘。 ★銘・二重角に・「五郎太夫」・緑彩。 ◆3・古九谷色絵・松樹図平鉢。 ・同・高台。 ・同・裏銘。 ★銘・二重角に・「五郎太夫」・緑彩。 ◆4・古九谷色絵・老樹に白雲図平鉢。 ・同・高台。 ・同・裏銘。 ★銘・二重角に・「福」・字で緑彩。 ◆5・古九谷色絵・竹虎図平鉢。 ・同・高台。 ・同・裏銘。 ★銘・二重角に・「福」・を紫で。 ◆6・古九谷色絵・唐子山水図平鉢。 ・同・高台。 ・無銘。 ◆7・古九谷色絵・牡丹文平鉢。 ・同・高台。 ・同・裏銘。 ★銘・二重角に・「福」・で緑彩。 ◆8・古九谷色絵・菊図平鉢。 ・同・高台。 ・同・裏銘。 ★銘・二重角に・「福」・で緑彩。 ◆9・古九谷色絵・海老図平鉢。 ・同・高台。 ・同・裏銘。 ★口径ー34.1~33.0。 ★高さー9.0~7.9。 ★底径ー15.0。 ★高台ー0.95。 ★銘 ー太明 朱書3.3×1.4。 ★見込の中央に海老の飛び跳ねた姿を大胆に描 き、その周囲に海藻を配した自由奔放な構図 は豪放で、古九谷陶の特色を充分に発揮して いる作品である。 海老を黄・海藻を紫と緑で彩り、海老を二つ の髭を赤で彩っているところが、この図をさ らに引き立てているといえる。 裏面に隷書で武の字を四か所に、高台内には ・「太明」・の文字を共に赤で書いている。 「太明」・は・「大明年製」・のつもりであ ろうし、このことは年代に関係なく鉢裏の飾 り銘として書いたものである。 ◆10・古九谷色絵・宝尽し鷺文平鉢。 ・同・高台。 ・同・裏銘。 ★銘・赤で・「太明□□□□」。 ◆11・古九谷色絵・布袋図平鉢。 ・重美/石川県文。 ・同・高台。 ・無銘。 ◆12・古九谷色絵・鶉草花図平鉢。 ・同・高台。 ・同・裏銘。 ★銘・二重角隷書の・「福」・を染付。 ◆13・古九谷色絵・花鳥図台鉢。 ・同・高台。 ・無銘。 ◆14・古九谷色絵・鴛鴦流水図平鉢。 ・同・高台。 ・同・裏銘。 ★銘・二重角の変形・「福」・字を紺青。 ◆15・古九谷色絵・百花双鳥図深鉢。 ・石川県文。 ・同・高台。 ・同・裏銘。 ★銘・二重角の中に九畳体篆書で不解読文字を 緑彩。 ◆16・古九谷色絵・軍扇ちらし山水人物図平鉢。 ・石川県立工業高校蔵。 ・同・高台。 ・同・裏銘。 ★銘・二重角の中に九畳体篆書で不解読文字を 緑彩。 ◆17・古九谷色絵・壺割花鳥図平鉢。 ・同・高台。 ・同・裏銘。 ★銘・二重角に・「福」・で緑彩。 ◆18・古九谷色絵・華唐草文平鉢。 ・同・高台。 ・同・裏銘。 ★銘・二重角に・「福」・で緑彩。 ◆19・古九谷色絵・四葉座十字文平鉢。 ・同・高台。 ・同・裏銘。 ★銘・二重角に・「福」・で緑彩。 ◆20・古九谷色絵・石畳双鳳文平鉢。 ・同・高台。 ・同・裏銘。 ★銘・二重角の中に解読しがたい九畳体篆書で 緑彩。 ◆21・古九谷色絵・花鳥図九角平鉢。 ・同・高台。 ・同・裏銘。 ★銘・二重角染付銘は解読できない。 ◆22・古九谷青手・桜花ちらし更紗文平鉢。 ・同・高台。 ・同・裏銘。 ★銘・二重角の・「福」。 ◆23・古九谷青手・栗波文平鉢。 ・同・高台。 ・同・裏銘。 ★銘・二重角の・変形・「福」・字。 ◆24・古九谷青手・四季木ノ葉ちらし文平鉢。 ・同・高台。 ・同・裏銘。 ★銘・二重角の中に九畳体篆書の不解読文字。 ◆25・古九谷青手・竹図平鉢。 ・同・高台。 ・同・裏銘。 ★銘・二重角の・「福」・で黄。 ◆26・古九谷青手・南瓜文平鉢。 ・同・高台。 ・無銘。 ―”(以下・白黒)”― ◆27・古九谷色絵・小禽図角皿。 ・石川県立工業高校。 ◆28・古九谷色絵・松鷹図角皿。 ・石川県立工業高校。 ◆29・古九谷色絵・菊図小皿。 ◆30・古九谷色絵・竹虎図小皿。 ◆31・古九谷色絵・荒磯文小皿。 ◆32・古九谷色絵・花鳥文小皿。 ・山川美術財団。 ◆33・古九谷色絵・桐文小皿。 ◆34・古九谷青手・粟波文小皿。 ◆35・古九谷色絵・八角瓢形徳利。 ◆36・古九谷色絵・草花文徳利。 ・石川県立工業高校。 ◆37・古九谷瑠璃・捻瓢形徳利。 ◆38・古九谷色絵・葡萄文水注。 ◆39・古九谷色絵・罌粟文壺。 ◆40・古九谷色絵・華唐草文瓶。 ◆41・古九谷青手・八ツ手葉文台鉢。 ◆42・古九谷青手・竹虎図角皿。 ●●「古九谷・吸坂窯」・・・●● ―”江戸前期~中期”― ◆43・古九谷・吸坂窯・茶入。 ◆44・古九谷・吸坂窯・徳利。 ●●「春日山窯」・・・●● ―”文化3年~文政初年・(1806~20頃)”― ◆45・春日山窯・見込鹿図深鉢。 ・同・裏銘。 ◆46・春日山窯・見込鹿図深鉢。 ・同・裏銘。 ◆47・春日山窯・唐子遊図深鉢。 ◆48・春日山窯・草花文深鉢。 ◆49・春日山窯・松竹梅瓶子・(一対)。 ・同・裏銘。 ◆50・春日山窯・色絵椿図小皿。 ●●「若杉窯」・・・●● ―”文化8年~明治8年・(1811~75)”― ◆51・若杉窯・染付山水図徳利。 ・石川県立工業高校蔵。 ◆52・若杉窯・色絵牡丹文瓶。 ・同・裏銘。 ◆53・若杉窯・色絵椿図六角瓢形徳利。 ◆54・若杉窯・色絵四季草花文瓶。 ●●「民山窯」・(江戸後期)・・・●● ―”文政5年~弘化元年・(1822~44)”― ◆55・民山窯・山水図輪花鉢。 ・同・裏銘。 ◆56・民山窯・花鳥文輪花皿。 ●●「吉田屋窯」・(江戸後期)・・・●● ―”文政6年~天保2年・(1823~31)”― ◆57・吉田屋窯・椿文六角四段重。 ・(カラー)。 ◆58・吉田屋窯・万年青図平鉢。 ◆59・吉田屋窯・鶴図平鉢。 ◆60・吉田屋窯・雉図角皿。 ◆61・吉田屋窯・糸瓜文角皿。 ◆62・吉田屋窯・栃葉波文深鉢。 ◆63・吉田屋窯・朝顔図角台鉢。 ・同・裏銘。 ◆64・吉田屋窯・瓜図輪花深鉢。 ◆65・吉田屋窯・瓜図輪花深鉢。 ◆72・吉田屋窯・桔梗形向付。 ◆他・・・・・。。 ●●「粟生屋源右衛門」・(江戸後期)・・・●● ―”寛政元年~文久3年・(1789~1863)”― ◆74・粟生屋窯・縞更紗二段重。 ◆75・粟生屋窯・雲龍唐草文小高卓。 ◆76・粟生屋窯・草花文深鉢。 ◆77・粟生屋窯・草花水鳥図香炉。 ●●「宮本窯」・(江戸末期)・・・●● ―”天保6年~嘉永5年・(1835~52)”― ◆78・宮本窯・あじさいに雀図鉢。 ◆79・宮本窯・見込人物図深鉢。 ◆80・宮本窯・瓢形大徳利。 ●●「蓮代寺窯」・(江戸末期)・・・●● ―”弘化4年~慶応頃・(1847~65頃)”― ◆81・蓮代寺窯・色絵石畳文平鉢。 ●●「松山窯」・(江戸末期)・・・●● ―”嘉永元年~文久3年・(1848~63頃)”― ◆75・松山窯・花鳥図平鉢。 ●●「永楽窯」・(江戸末期~明治)・・・●● ―”慶応元年~明治2・(1865~69)”― ◆83・永楽窯・山水図碗・(10客の内)。 ◆84・永楽窯・唐子遊図金襴手鉢。 ・同・裏銘。 ◆86・永楽窯・更紗文二段重。 ◆87・永楽窯・万歴赤絵写盒子。 ◆他・・・・・。 ●●「小野窯」・(江戸末期~明治)・・・●● ―”文政2年~明治初年頃・(1819~68頃)”― ◆88・小野窯・色絵松下人物図輪花深鉢。 ●●『九谷庄三と明治以降の九谷について』・・・●● ―”九谷庄三”― ◆89・色絵花鳥文大香炉。 ★明治十一年九谷庄三製行年六十三歳銘。 ―”内海吉造”― ◆90・楼閣山水図大鉢。 ―”竹内吟秋”― ◆91・鳳凰図花瓶。 ―”浅井一毫”― ◆92・龍文鉢。 ―”阿部碧海”― ◆93・遊環海龍図花瓶。 ―”松本佐平”― ◆94・牡丹図壺。 ―”石野龍山”― ◆95・竜図花瓶。 ―”初代・須田菁華”― ◆96・竜図染付花瓶。 ―”初代・中村秋塘”― ◆97・菊図花瓶。 ―”初代・徳田八十吉”― ◆98・山水図平鉢。 ■■『九谷古窯分布図』・・・■■ ■■『九谷焼を中心とした関連資料年表』・・・■■ ―”西暦1605(慶長10)~/1889(明治22)”― **”4頁”** ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ■入力のミスはご容赦下さい。 ■他の出品も、是非、御覧下さい。 ■詳細文の転用は、堅くお断り致します。 ■■入札案内・・・■■ ●状態はすべて点検済ですが、 ●見落し等が無いとは言えません。 ●見解の相違も御座います。 ●御了承、御理解の上、入札下さい。 |
■■支払詳細■■ ●かんたん決済。 |
|
■■送料の案内■■ ●185円。 ●クリックポスト。 ・(日本郵便)。 ・(1回1落札)。 ●簡易包装。 ・(包装指定は別途料金)。 ●落札金額に関わらず同一の包装と ●させて頂きます。 |
|
|
■■注意■■ ●質問は必ず事前にお願い致します。 ●落札後のクレームはお受けできません。 ●落札日より7日以内に必ず決算下さい。 ●7日以内に振込み確認出来ない場合は落札者都合 ●のキャンセルとして処理させて頂きます。 ●取り置の場合でも、最初の落札日より7日以内に必 ●ず決済下さい。 ●いかなる場合でも決済後に・一度発送致します。 ■■要注意■■ ●入札の取消はいかなる場合でも不可能です ●質問欄での取消依頼もお受けできません。 ●落札後は取引ナビにて詳細を連絡させて頂きます。 ●電話での連絡はお受けできません。 ●上記事項を充分に御理解の上での入札とさせてき頂 ●ます。 ■商品詳細文の転用・盗用は堅くお断り致します・! |
商品名稱 : | 図録/九谷.名陶.図録/古九谷.初期伊万里.再興九谷/春日山窯.若杉窯.吉田屋窯.宮本窯.永楽窯/平鉢.茶碗.茶入.徳利.角皿.小皿/裏銘-実寸/茶道 |
備註 : | |