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*透明な無限空間を創造した 小野木 学 の シルクスクリーン作品 『 風景‐E.S.B 』です。
1974年制作 直筆サイン入り 限定52部 額装品 【真作保証】です。万が一真作でない際には返品をお受け致します。
これは、版画集「風景」(10枚組)の中の1点を額装したものです。
小野木学 版画作品特有の凹凸(エンボス)があります。作品は、制作後50年を経過していますが、良好です。
*小野木学ファンの皆様、作品を探されていた方、作品の価値がお判りの方、作品を気に入った方、ぜひ この機会にコレクションに加えてください。
(画廊価格は10万円以上すると思います。お好きな方、お安くどうぞ!)
・作家名:小野木 学(おのぎ まなぶ / おのき がく)1924年-1976年
・作品名:風景‐E.S.B (版画集:「風景」の中の1枚)
・技法:リトグラフ
・イメージサイズ:約24cm×約24cm
・額サイズ:約51.5cm×約51.5cm
・エディション:52部
・制作年:1974年
・作品コンディション: 良好です。
額には打ち傷や色剥げがありますが、いやな感じはなくこのまま飾って楽しんでいただけると思います。
画像でご確認下さい。
小野木学(おのぎ がく)1924-1976
戦後の美術界で、青い色彩の美しい抽象作品によって、独特の世界を築いた小野木学の版画集「風景」の中の一葉である。
小野木学は、1924年東京に生まれ、戦時中に軍事教練の過労から肺を病み、療養生活の中で青年時代を過ごしたが、そのなかで絵を描くようになって、1955年前後から作品を自由美術展などに発表するようになった。
小野木の画家としての出発は、30歳頃からと、決して早くはなく、しかも彼は52歳という壮齢でこの世を去ったが、その20余年の間に、彼は油彩画だけではなく、版画や絵本の制作など幅広い仕事を遺している。
小野木の初期の作品は、人物を主題とし、どちらかといえば表現主義的傾向を示していたが、以降、急速に抽象表現の道をたどり、1960年代の半ば頃には、彼独自のとぎすまされた感覚を示す、青い色彩を主調としたスタイルを確立するに至った。
それらの作品の多くには、「風景」あるいは「Landscape」という題名が与えられているが、この場合の「風景」とは、彼の言葉によれば、自己と対立したものではなく、画家自身であり、彼の「存在の雌梨」であるという。 掲載の作品も、他の「風景」シリーズと同様に、群青に近い濃い青色の平面の中から、幾何学的な形が、陰影をもって、ほのかに浮かび上がって、洗練された色彩と形の美しさによって私たちをひきつけるとともに、深い思索へと誘う不思議な魅力を持っている。 (出典:三重県立美術館 毛利伊知郎・学芸員)
(2024年 2月 18日 10時 26分 追加)
*マット紙の上の方に少し汚れがあります。 >