PaPa パパ
1stアルバム「PaPa」
CT32-5266 (1988 東芝EMI)
<members>
椎野恭一:drums・percussion・background vocal
笠原敏幸:bass・vocal
山崎透:keyboards・background vocal
稲葉智:vocal・guitars
1.「不合理な生物 (ABSURD CREATURE)」 詞:森雪之丞 曲・編:PaPa
2.「CYBER DIVE」 詞:松尾由起夫 曲・編:PaPa
3.「豹のTATTOO (Kill Me)」 詞:松井五郎 曲:小路隆 編:PaPa
4.「銀の月 金の雲 (SILVER MOON & GOLD CLOUD)」 詞:青木久美子 曲・編:PaPa
5.「疑惑のパノラマ (PANORAMA)」 詞:森雪之丞 曲・編:PaPa
6.「INFORMATION FROM THE EARTH」 詞:森雪之丞 曲:小路隆 編:PaPa
7.「尖ってゆく白夜 (WHITE NIGHT)」 詞:青木久美子 曲・編:PaPa
8.「御機嫌なアクシデント (MIDNIGHT LAW)」 詞:森雪之丞 曲・編:PaPa
9.「HA!HA!」 詞:青木久美子 曲・編:PaPa
10.「THE BIRD」 詞:森雪之丞 曲・編:PaPa
<support musician>
スティーブ衛藤:percussion
渕野繁雄:soprano sax
和田加奈子:voice
迫田到:synthesizer operate
松武秀樹:synthesizer operate
produced by PaPa・小路隆
mixing engineered by Josh Abbey
recording engineered by 玉川俊雄
80年代の吉川晃司を支えた凄腕バックバンドのテクニックに裏打ちされたいなたいデジタル系POPS作品
1970年代に一時代を築いたプログレやフュージョンなどの演奏力を追求するムーブメントは、80年代のスタジオワークやライブなどで活躍するテクニカルなプレイヤーを生み出すことになりました。それはロックやニューミュージックといったジャンルだけでなく、アイドルPOPS等においても例外ではなく、音源制作からバックバンドとしての参加に至るまで、その経験値により腕を磨いていったものでした。新感覚のアイドルとしてデビューした吉川晃司をデビューから80年代後半までバックバンドとして支えたPaPaもそういった技巧派集団であり、レコーディングには参加しなかったもののデジタルサウンドを主としたテクニカルなフレーズを連発する、大村雅朗や後藤次利らのサウンドに支えられた吉川の楽曲を、見事に再現したその実力は高く評価されていました。そんな彼らがバンドとしてデビューを果たしたのが本作ですが、88年という遅きに失した感のあるデビュー時期にもかかわらず、その安定感のある技術を生かしたサウンドに実力の一端が窺える好作品と言えるのではないかと思います。
本作は初期吉川晃司のようにソリッドなデジタルファンクというわけではなく、どちらかといえばロック色の強い、いなたい印象の安定的な楽曲が多く占めています。もちろん時代ということもありデジタルシンセによる味つけはされていますが、椎野恭一のドラムに関してはどちらかといえば生に近いエフェクティブというよりはタイトな処理がされており、そのあたりとが派手なサウンドの飽和状態であった80年代後半にあって地味な印象を拭えなかったのかもしれません。メンバーの演奏力に自信があるだけにサウンド(音色)面では冒険的ではなかったとも思わせるのですが、そこは多彩なソロプレイや各パートのフレージングの妙でカバーしています。できることなら85年~86年あたり(後藤次利アレンジの吉川晃司風)での若々しいデジタルファンクを標榜してデビューしてほしかったのですが、そういう意味ではデビューを待たされたことが惜しい実力派バンドであると思います。
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<検索ワード>
不合理な生物(ABSURD CREATURE) スティーヴ エトウ(Steve Eto 吉川晃司 with papa O,Bs W.I.S
(2021年 5月 16日 16時 19分 追加)
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