注意事項
- 易碎品限空運,非易碎品可使用海運。
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*孤高の人 筧忠治 の 銅版画作品『長良川(No.11)』です。
1981年制作 直筆サイン入り 限定70部 額装品【真作保証】です。万一真作でない場合は返品をお受け致します。
*筧忠治ファンの皆様、作品を探されていた方、作品を気に入った方、ぜひこの機会にコレクションに加えてください。
(画廊価格は5万円位だと思います。おやすくどうぞ。)
・作家名:筧忠治(かけひ ちゅうじ)1908-2004
・作品名:長良川(No.11)
・技法: 銅版
・イメージサイズ:約29cm×約36cm
・額サイズ:約61cm×約67cm (前面:ガラス易碎品限空運,非易碎品可使用海運。 )
・サイン:直筆の鉛筆サインあり
・制作年:1981年
・エディション:70部
※作品下部に 直筆サインと作品名、エディション、裏に制作年月日の記載があります。
※作品コンディション:概ね良好です。額も概ね良好です。
画像でご確認下さい。
筧忠治(かけひ ちゅうじ)1908-2004
筧忠治は、1908年(明治41年)愛知県一宮市萩原町東宮重に生まれ、8歳で名古屋に転居して以来、2004年(平成16年)94歳で亡くなるまで名古屋市に住んでいました。高等小学校2年生の時に父親を亡くし、厳しい家庭環境の中で画家を志しました。高等小学校を卒業後、愛知県測候所(現・名古屋地方気象台)に勤めます。
彼が本格的に絵の道へ進むきっかけになったのは、16歳の時、当時帝展の若手作家として活躍していた松下春雄との出会いでした。そして、美術研究グループ・サンサシオンの研究所に通うようになります。
しかし、自分の求める方向性との違いを感じた彼は、翌年には中部画壇の先駆者の一人である鈴木不知の名古屋洋画研究所に移りデッサンを学び、そこで目にした画集を通じてレオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロ、デューラー、レンブランドといった画家たちの仕事に大きな影響を受けました。そこも1年半程で辞め、その後はしばらく画壇との交流を絶っていましたが、昭和24年の第3回中部日本美術展に、10年の歳月をかけた大作《虫眼鏡を持てる老母》で衝撃的なデビューを果たします。
しかし、その後2回ほど公募展に出品したのみでまたもや沈黙し、ほとんど独学で自らの絵画世界を追求してきました。 再び作品を発表するようになるには定年を過ぎてからのことで、以来、美術関係者やジャーナリストたちの関心を呼び、その時、マスコミは彼のことを「描き続けた老アマチュア画家」として紹介しました。 平成10年には愛知県刈谷市美術館で初の全貌展が開かれました。
2000年には、岐阜県より「第1回円空大賞」円空賞を受賞しました。
彼の生きてきた時代は、大正、昭和そして平成とさまざまな価値観が錯綜し、美術界にあっても、時代と共に新しい様式が生まれ多様な展開を示してきました。しかし、その間も彼は、そうした流れにもかかわらず、ほとんど毎日絵筆をとり続けてきました。世評に惑わされることなく、自らのテーマを一途に追い続け、「描く」という行為のなかに自分自身の歓びを見出すという、そのことによって、他の人が到達できない独自の絵画世界を築きました。(出典:モリベ画廊)
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