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【商品】
晶文社(発行)、1977年9月10日発行(初版)、328頁、定価3500円(当時)
0393-1511-3091
○帯より
力作ノンフィクション
アウシュヴィッツやヒロシマの悲惨を、子どもたちに伝えるべく書き下ろされた「恐ろしい本」を一挙収録!
○目次より
1 小鼠屋、布世昭元、田舎教師、ぼくの伯父さん、短距離走者の孤独、他 9
2 審判 銀行員Kの罪 129
3 恐ろしい本 185
改題 福島紀幸
○wikipediaより
長谷川四郎(はせがわ・しろう)は1909年生まれ、1987年没。日本の小説家。北海道出身。法政大学文学部独文科卒業。南満州鉄道株式会社に入社。退社後招集。復員後、シベリア捕虜体験をもとに「近代文学」に作品を発表した。その後、新日本文学会で活躍。1967年第3回アジア・アフリカ作家会議に日本代表団の団長として出席。1974年には花田清輝と戯曲『故事新編』(魯迅の同名の作品に基づいたもの)を共同制作。
主な作品は『長谷川四郎作品集』(全4巻・晶文社、毎日出版文化賞受賞、1969年)、『長谷川四郎全集』(全16巻・晶文社、1977~78年)に収められた。全集以降の著作に『ぼくのシベリアの伯父さん 長谷川四郎読本』、『文学的回想』、『山猫の遺言』がある。また、アルセーニエフ『デルスウ・ウザーラ 沿海州探検行』(平凡社東洋文庫)を訳している。黒澤明監督『デルス・ウザーラ』の原作となっている。
○状態
40年以上前の古本ですが状態は良く、書込みや折れはありません。本体の状態は良好で、全体に若干の焼け、三面に染み、埃汚れがある程度です。
今注目されるロシア文学――ドストエフスキーに強い影響を受け、安部公房と同時代の作家であった長谷川四郎の希少な全集――その第11巻をお譲り致します。
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