モジュールやアドオンの販売ではありません。
プリントデータにジルコニアクラウンを戻してもプリントモデルの歯肉部分に接触しすぐに調整作業に移れません。
今回は歯肉部分の処理に対応したモデルデータ作成の手順とパーツを販売いたします。
支台歯の位置が変化しませんので調整用モデルとして最適なはずです。
商品は、STLモデルデータの歯肉部位に特化したデータ調整及び、ガム部が分離できるデータ作成方法を
説明したmp4形式動画と、私がモデリングした専用のカットパーツSTL群です。
自家製のカットパーツの製作手順の動画もあります。
動画内訳は
1、モデルスキャンデータを使った上顎2本の部分のガム部処理とガム部分離動画。
狭窄した歯槽部がある場合の対処法も説明しています。
2、iosモデルデータを使用。対合歯を中空モデルにした後、簡易的なガム部の排除手順動画、
カットパーツを使用したガム部のカッティング排除動画、カットパーツを使用したガム部が取り外し可能なデータ作成方法動画です。
モデリングカットパーツは画像にはありませんが、プリンティングレジンに与えるギャップ数値を
0.04mm~0.1mmまで0.01mm刻みで与えたカットパーツと他1点のstlデータ。
追加で、支台歯が連続である場合にもカットできるカットパーツを3形態追加しました。
できるだけ時間をかけずにモデルデータが作成出来るように工夫しております。
ガム部用の軟性プルンティングレジンを使用することなく、ガムモデルがモデルレジンで製作できます。
仕様上難易度が高い場合は違うカットパーツを使用して
ガム部をきれいにカッティングします。
その場合は、未加工のデータを別にプリントすることで-アナログ技工の手法でガムシリコン歯肉の回復も行えます。
きっちり説明しております。
プリントしてみました。
単純にデータをカットしてもプリントモデル体に別パーツは戻ってくれませんので
複数のギャップ数値を与えたカットパーツを用意し適合の良いプリント体を製作することが可能です。
使用されるプリンティングレジンで精度が違いますのでギャップ数値が違ってきます。
各で実際にプリントし調べていただくこととなります。
3shapeを使用されている方は、上下モデルが正常に(stl・obj・ply)でエクスポート出来るかご確認ください。
加工はすべてmeshmixerで行います。
適合具合はカットパーツと他の箇所で調節できます。
プリントモデル体のサンプルデータです。ダウンロードしてプリントしてみてください。
ギャップ数値は0.08mmとしているデータです。
私のは中華製の歯科用モデルレジンで、高精度レジンであれば適合は甘めになると思います。
もう少し小さなギャップ数値のカットパーツを使用した方が良いと思います。