国内有名時計店で98万円で購入した時計を最落なしの1円スタートです。
1970年代製造と思われるIWCの名作GOLF CLUB SL ref.1830です。
IWC、インターナショナルウォッチカンパニーといえば、現在もリシュモングループの高級時計ブランドとして君臨するスイスの老舗時計メーカーです。
古くよりアクアタイマーやポルトギーゼなどの名作を生みだしており、アンティーク古董商品,有可能客製化、修改、換過零件,請下標錢注意。ウォッチファンの中でもオールドインターファンは多いのではないでしょうか。
こちらは大変希少なref.1830 ペットネーム GOLF CLUB ゴルフクラブです。
IWCは1970年代~80年代にかけてスポーツラインとして、ヨットクラブ、ゴルフクラブ、ポロクラブを世に送り出しました。
デザインしたのはロイヤルオークやノーチラスのデザインでも有名なラグジュアリースポーツ(ラグスポ)の巨匠、ジェラルドジェンタです。IWCではインヂュニアもデザインしました。
その中でもゴルフクラブはまさにジェンタデザインというクッションケースに専用のステンレスブレスを備えたモデルです。
皮ベルトバージョンref.1829もありますが、ラグの構造が異なります。
ゴルフクラブやヨットクラブⅡはやはりステンレスブレスでないとその良さが発揮できないと感じます。
搭載するムーブメントはIWCオリジナルのcal.8541Bです。ペラトン式の名作です。
ハック機能、デイト早送り機能付きです。(デイトの早送りはおすすめしません。)
現在はエボーシュベースのムーブメントを搭載するIWCですが、この年代はしっかりとマニュファクチュールでした。
巻き上げ効率が非常に高い名作中の名作です
文字盤はオリジナルのブラックダイアルで、傷等ない大変美しい状態です。
経年により唯一無二のトロピカルダイアルとなっております。
デイト表示もブラックベースです。
オリジナルのトリチウム夜光はクリーム色に美しく経年変化しています。
状態ですが、OH済みで日差ほとんどなく快調です。パワーリザーブも実測で48時間以上稼働する完璧な状態です。
デイトも12時位置できっちり切り替わります。
ケースはノンポリッシュということで購入しており、小傷はありますがサイドの仕上げ等残った大変良い状態です。
ブレスも顕著な伸び等なく、着け心地も抜群です。
ブレスもフル駒あります。
なお、細腕のため、コマをすべてはずしても大きかったため、
メーカーで特別に加工して頂きさらに一駒脱着できるようにして頂きました。メーカー加工ですので見た目も完璧です。
竜頭は魚マークのあるオリジナルです。
文字盤、ケース、ブレス、竜頭、針、風防等すべてオリジナルということで購入した整った個体です。
ジェラルドジェンタデザインのラグジュアリースポーツの人気の高まりはすさまじく、
ノーチラスやロイヤルオーク、IWCの1832インヂュニアなどはなかなか手が出ない値段になってきました。
IWCのゴルフクラブも今後さらなる高騰が見込まれます。
手前みそではございますが、ここまで整った個体はなかなかないと思います。
お探しだった方、オールドインターがお好きな方、ラグジュアリースポーツがお好きな方どうぞよろしくお願いいたします。