【田能村直入】
南画家。豊後生。字は顧絶、初め小虎と号し、のち直入と称する。別号に徳懋・竹翁・酔茗等。田能村竹田に学び、その才能を認められ養嗣子となる。南宗画学校を開くなど、南画壇の向上に尽力した。明治40年(1907)歿、94才。
【田近竹邨】
南画家。大分県生。名は岩彦、竹邨は号。初め藤野桂僊に師事し、のち京都に出て田能村直入に入門する。京都に小室翠雲・山田介堂らと日本南画院を創立、後進画家の育成につとめ、大正期南画壇の発展に尽力した。文展で五回連続褒状受賞。大正11年(1922)歿、59才。
【藤井小陰】
名は乙五郎、熊本県生まれ。藤井姓を継ぎ別府(大分県)に移り住んだ。子供の頃から絵が好きで、いつでも描けるよう硯と筆を持ち歩いていたという。南画家の田中柏陰が別府に逗留中、乙五郎の画才を認め、防府(山口県)に連れ帰り自分の門弟に加えた。柏陰は酒の席などで自分の代わりに、小陰に絵の続きを描かせたこともあったと伝えられている。 また小陰は、昭和天皇御大典にあたり、「老松長春雙鶴図」一幅を揮毫して献上。それがきっかけで、本城嘉守(当時徳山町長後初代市長)の目にとまり徳山へ招かれた。徳山では野上町に居住し南宗画研究会を主催、当時、絵を志す人たちが大勢集まった。また小陰はいろいろな人から乞われて、しばしば京都や九州へ出かけて行き、その地に滞在して筆をふるう生活が多かった。昭和16年、絵を描くために赴いた別府で急に病にかかり、急ぎ徳山に戻ったが、12月2日、南画に生きたその生涯を閉じた。享年61。1880‐1941。
【作品状態】
絖本 軸 真筆保証(真作) 裂表装 ウブ幅 田近竹邨と藤井小陰の箱書きあり(二重箱入) 中身寸法133×35 薄い倉ジミあり 幅自体しっかりしています よろしくお願い致します
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※自己紹介のとおりタイトルや説明に真筆保証と記載したものは正式な鑑定機関が通らなかった場合返品に応じます
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※※※2021年8月15日より発送は全て『佐川急便』にていたします
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商品名稱 : | 【掛け軸】 田能村直入 「梅舟岸渓図」 真作 真筆保証 絖本 田近竹邨と藤井小陰の箱書きあり 田能村竹田に師事 二重箱 |
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