google翻譯
Excite翻譯
google & Excite翻譯僅供參考,詳細問題說明請使用商品問與答
『国鉄を企業にした男 片岡謌郎伝』(高坂盛彦著) に参考文献として挙げてあった、『人物国鉄百年』を入手した。刊行は昭和44年(1969年)9月7日で、その十数年前の旧著(詳細不明)の書き直し版である。版元は昨年倒産して各方面に影響が大きかった広告代理店、中央宣興出版局である。 著者の青木槐三(明治30年<1897年>~昭和52年<1977年>)は片岡謌郎と深い親交を持つ人物で、毎日新聞の鉄道担当記者を経てほうぼうへ首を突っ込み、国鉄の社外取締役のような存在になった男である(国鉄に「取締役」などない、というツッコミはナシで)。仙石貢から直接話を聞くような立場だった上に十河信二や島秀雄らとも親しいほど鉄道史に精通しており、いま世の中に流布している「鉄道裏話」の出所は実は青木槐三が聞き取った話だった、というものも多くある。その青木が書いた「人物」の本である。入手して、巻末に付された人名索引を見るだけで心躍る。 大隈重信のような鉄道を導入した人、大河戸宗治や太田圓三のような土木技術者が見える。そう、この本がスポットを当てている人物とは、荻原良彦や壇上完爾が描く、無名の「現場の人」ではなく、幹部クラスの人物なのだ。 鉄道趣味的にスポットが当たる幹部といえば、車両技術系の島安次郎-朝倉希一-島秀雄、あるいは国鉄総裁系くらいなもので、その下、次官クラス、あるいは局長クラスはなかなかスポットが当たらない。任官の順番すら定かでないような人物群だからこそ、発掘していく楽しみがある。 読めば読むほどに、明治から昭和の鉄道人というか官界は、大学卒のごく一部の幹部社員が仕切っているというのがよくわかる。鉄道に入るとまず中央で下積み。次いで地方の偉いポストに就き、30歳前で本社に戻ってあとは着々と階段を上っていく。ひとかどの人物となってから亡くなると「○○伝」のような、私家版だと思うが伝記が刊行される。それはそれで、後年の貴重な資料となる。
商品状態 表紙- 目立った傷み、汚れ等ございません。 内容-目立った傷み、汚れ等ございません。 中古商品の為、見落としによる傷みや汚れ・ヤケ等はご容赦下さい。 【領収書】落札後に、宛名をご連絡下さい。 【同時梱包】歓迎 【取り置き】1週間まで、対応 【商品状態】PC表示にて必ず画像下コメントも、ご確認下さい。
>